知野みさき 上絵師律の似面絵帖シリーズ2018/03/04



律は辻斬りで母を亡くし、上絵師であった父もその後事故で亡くなってしまいます。
父の跡を継ぎ、着物の絵付けをする上絵師となりますが、女で実績もないため、着物の絵付けの仕事はなく、巾着や風呂敷などの小物の絵付けをして暮らしています。
心を寄せる幼馴染の同心が持ち込んだ似面絵を見て、「私が描く方がまし」とつい言ってしまったため、似面絵を描くことになり、それが副業となり、様々な事件に関わることとなります。


上絵師としての仕事はなかなか上手く行かないのに、その反対に、副業の似面絵の評判はよく、注文が次々と舞い込んできます。

そんな折、父が描いた母を殺した辻斬りの男の似面絵とそっくりな男がいた、父の持っていた根付が質屋にあったという情報が舞い込みます。
仇をとろうとその質屋に単独で乗り込む律。
幼馴染の同心・涼太は律の身を案じていました。


上絵師としてやっと着物を手掛けることとなります。
粋人として知られる雪永が親しい女に贈るというのです。
下描きを見せても色よい返事はもらえません。
着物を贈られる千恵に会いにいき、どういう着物を望んでいるのかを知ろうとしますが・・・。

仕事も恋も、少しずつ進展していきますが、まだまだこれから色々とありそうな感じです。
次で終わりかな?

律の描いた着物を見てみたいと思います。
どんな感じなのでしょうね。

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