知野みさき 『深川二幸堂 菓子こよみ』2018/03/05

食いしん坊で甘い物が好きなので、江戸時代の菓子屋の話を続けて読んでみました。


こちらの本は男性菓子職人のお話です。

修行先で飼い殺しのような立場になっていた弟のことを心配した兄・光太郎は、お金を用意し、自分の仕事を辞め、弟と一緒に深川で菓子屋「二幸堂」を始めます。
自分は菓子を作れないので、もっぱら売る方。
光太郎は人当たりのいいイケメンで、彼を目当てに来るお客もいます。
一方、菓子を作る以外のことにはまるっきり不器用な弟・孝太郎ですが、餡を作らせれば右に出る者がいないほどです。

兄と弟、二人のいい関係からかお馴染みさんもできて、なんとか見世はやっていけそうでした。
そんな頃、孝太郎はよく菓子を買いに来てくれる三味線の師匠が昔、吉原で会った人に似ていることに気づきます。

弟思いの兄と恋に奥手の弟。
心が温かくなるお話です。



さて、我が家のおぼっちゃまたちは・・・。


庭で遊ぶと「持って来い」だけでは満足せず、ボールを欲しがる弟。
白い風呂桶にボールが入っているのを知っているので、こうやってボールを探しています。
それにしても足が短いですね(笑)。


気難し屋の兄は弟を苛める以外には、葉っぱを食べるのが好き。
この頃、パパに反抗しています。
パパに嫌なことをされそうになると怒るようになりました。
自分が家族の中で一番だと思っていると犬の訓練士に言われそうですが、たまにかまってやろうと、ちょっかいを出すパパがいけません。

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