「ソーイング・ビー シーズン1&2」を見る ― 2020/12/16

「ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)」はイギリスの裁縫コンテスト番組です。NHKのEテレで放送しているみたいです。
審査員は真ん中にいるイケメンネクタイ男子、デザイナーのパトリック・グラントと前列向かって右から二番目の女性、裁縫教師のメイ・マーティンです。彼らはとっても辛口の批評家です。
司会進行はパトリックの右にいる女性、クローディア・ウィンクルマン。結構食わせ物です。
2日間に渡って課題を3つ(課題1・型紙を使って洋服を作る、課題2・用意された衣類をリメイク、課題3・モデルにあった洋服を作る)仕上げます。
シーズン1では型紙でAラインスカート、紳士用パンツ、子供用サマードレス、紳士用シャツを作りました。
リメイクでは既製服の襟ぐりのデザインを変える、パッチポケットをつける、ドレスにする、バッグにミシンを使わず飾りをつける、などをしました。
課題3では、モデルに合ったワンピースやブラウス、ジャケット、イブニングドレスを作りました。
出場者は男性2名と20代から80代までの様々な年代の女性6名の計8人ですが、ファイナルまで行くと3人になります。
男性2名は女性と比べると経験が足りない感じでした。
髭のマークは整備工で昔の洋服を作ってコスプレするのが趣味。スチュアートはジムのインストラクターでゲイ。まず女性用の服なんて作りませんよね。
私は回を重ねるごとに上手くなっていったスチュアートが一番のお気に入りでしたが、セミファイナルで敗退になってしまいました。
優勝するには経験が物を言いますね。優勝した人の作った青いドレス、着てみたいです。
シーズン2は出場者が10名と多く、各回1名ずつ敗退していきます。
回数が多いので、綿とかナイロン、絹など生地を指定したり、型紙も1930年代のものを使わせたりとシーズン1よりも多彩です。
ウエディングドレスを子供用のドレスにリメイクしたり、ネクタイ、プロムドレス、コート、美しいドレスを作らせたりもしています。
3名が男性で、一番若いサイモンはブラッドフォード産業博物館で働いているそうですが、一番裁縫がお粗末でした。イケメン枠で出場したのかしら?
警察官のディビッドは脚を怪我していて大変そうでしたが、スチュアートのように回が進むうちに上手くなっていくのがわかりました。
一番お年寄りのクリフは元僧侶という人で、プレッシャーに負けたのか、一回目で体調が悪くなって途中退場。周りを見て、自分は着いていけないと思ったのかもしれませんね。
女性では学習支援補助員をしているリンダがパトリックのことが気に入っているようで、いつも楽しそうに参加しているのが印象的でした。
ナイジェリア人(かな?)のチネロはフリーハンドで洋服を作り、レースを効果的に使った素敵なドレスを作っていました。最後のドレスはパトリックの言うように裾のギャザーがなければいいのに・・・。
ネクタイをどう作ったらいいかわからなくて泣いてしまったチネロに、いつもは厳格なパトリックが教えてやったのはいいのかな?
優勝した人のドレスは色使いが赤と黒で今一だと思ったのですが、縫い方がよかったということですかね?
シーズン1は見ていて面白かったのですが、シーズン2は人が多く、回数も多いので、途中で飽きてしまいました。でもみんなで助け合っている姿がよかったです。
私は学校でしか裁縫をしたことがないので、日本でこういうコンテストをやったらどうなるのか、全く予想できません。彼らのやっていることは裁縫をやっている人には難しいことなのかしら?簡単なことなのかしら?
シーズン3以降がアマゾン・プライムでは見られないのが残念です。
審査員のイケメン・パトリックが口髭を生やしているのを見たかったのに、笑。
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