現代のこどもの食事2006/06/06

テレビで小学生の食生活についてやっているのを仕事をやりながら見ていました。
小学校の食育の一貫として、毎日朝食を写真に撮らせていたのを見たら、びっくりしました。
たこ焼き、ケーキ、菓子パンなどなどが食卓にのっていたのです。
自分が朝何を食べてるかを考えると、文句を言えないかもしれませんが、私の子供の時にはご飯とみそ汁は必ず食卓にのっていました。
夕食も魚や野菜の煮付けがあるのに子供に食べさせず、特別な料理を作っています。
冷凍食材が冷凍庫にいっぱい入っていて、その中の冷凍牛丼を子供に食べさせていたのです。
子供は具のタマネギが嫌いだからと言って、タマネギを丁寧により分けていました。
なんということでしょう!
もっとびっくりしたことに、テレビに出ていた母親はうるさく言っても駄目で、自然に食べるようになるのを待つというようなことを言っていました。
馬鹿じゃないの。子供がほっといて食べるようになるはずがないでしょ。

うちの相棒はカボチャの煮付けとかの野菜の煮付けを出すと、始めは嫌な顔をしていました。
ところが食べると美味しいのがわかり、今は全部食べます。
彼は食べられないのではなく、しいて食べないようにしていただけだと言っていますが、よくよく聞いてみると、家の食事で出てきたことがあまりないそうです。

働くお母さんが増え、食事に対して気をつかいたくても使えなくなっていることは分かります。
私だって、仕事の後にまともな食事を作ったりしないですから。
でも、子供がいたらどうだろう・・・。もう少し、気にしていたと思います。
少なくとも、朝からたこ焼きはありえないし、子どもの好きなものだけで冷蔵庫をいっぱいにはしないでしょう。

学校で子供に野菜を作らせると、自分の作った野菜は嫌いでも食べるそうです。
親と一緒に料理したものには口をつけるそうです。
学校に食育をまかせるだけではなく、家庭での何事も親と「一緒に」というのが大事なのだと思います。

知り合いの高校の家庭科教師がなげいていました。
彼女の勤務している高校は上位の方なのですが、なんとスパゲティ・ミートソースを作らせたとき、挽肉を見て、「先生挽肉ってどう切ったらいいのですか」と聞く生徒が各クラス男女1名ずついたそうです。
何か変。いくら頭がよくたって、これでは駄目でしょう。

ぜひ家庭で必要最低限のことは教えてくださいね。お母さん、お父さん。

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