白石一文 『私という運命について』2008/10/16

たまたま行った駅にあった書店に、本屋お勧めといって積んであったのがこの本です。
本屋お勧めというのは流行なのでしょうか。
結構コメントなど書いてある本屋が増えていますね。
その日は私もなんとなく、いつもは読まないような本を読んでみたいという気になっていました。
それじゃなきゃ知らない作家の本なんて買いませんもの。
ちょっと題名が仰々しいですね。

ある女性の29歳(1993年)から40歳までを書いた本です。
まあ、言ってしまえば「女の一生」みたいなもんですか。
主人公と同じ年代の女性が読むと、何か感じることがあるかもしれません。
でも、ちょっと・・・と私なんかは思ってしまいます。
書いた人が男性だから、そうあって欲しい女性の姿を書いているのかもしれませんね。
一見平成の女の一生みたいだけれど、底に流れているのは古き良き時代の日本女性の姿でしょうね。