ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』Ⅰ~Ⅳ2012/06/03



マンガ大賞2010を受賞する前からこの漫画のことは知っていました。非常に興味があったのですが、読まずにいました。
今年、映画にもなり、図書館では借りれず、書店には『テルマエ・ロマエ』のコーナーができていたので、ついつい買ってしまいました。
「テルマエ・ロマエ」って「ローマの浴場」という意味なんですってね。まったく内容そのままの題名ですが、ラテン語で書かれると、何故か素敵に思えてしまいます。

話は単純で、ローマの浴場設計士のルシウスが、何故か知りませんが、いいアイデアが浮かばない時に湯船で溺れかかるごとに日本にワープしてしまい、日本のお風呂を見て感動し、戻ったローマで日本のお風呂のいい面を取り入れ、評判になるという話なのです。なにしろ皇帝にまで気に入られてしまうんですから。
何回も溺れるルシウスは馬鹿だなと思います。くそまじめなくせに、おちょこちょいなのですねぇ。
三巻までに何回日本にワープしたでしょうか。
これではマンネリかと思ったら、四巻ではローマに帰れなくなり、温泉宿でお世話になり、かわいいローマかぶれの女の子もでてきて・・・という風に変わってきました。そろそろまとめに入ったのでしょうか。

なんでこんなに売れたのかと思うところもありますが、やっぱりお風呂を取り上げ、それを古代ローマと繋げたという発想が斬新で当たったのでしょうね。

エルミタージュ美術館展でユベール・ロベールの『古代ローマの公衆浴場跡』を観ましたが、あんなローマのお風呂に一度でいいから入ってみたいです。


でも、こんなに広かったら落ち着かないでしょう。
やっぱり日本のお風呂がいいですわ。
この頃さっぱり温泉に行けませんが、夏に休みを取ってどこかに行きたいですわ。
それまで家の小さな湯船で我慢します(泣)。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2012/06/03/6466916/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。