アーロン&シャーロット・エルキンズ 『邪悪なグリーン』2012/06/05



友人で経営コンサルタントのペグから紹介されたおいしいアルバイト、報酬は一日千ドルというゴルフ・レッスンのアシスタント、をやることになったリー。
ところが、ゴルフ中に海難救助サービス仲介会社の経営者スチュアートの妻が何者かに襲われます。
ちょうどその頃、恋人で警備コンサルタントをやっているグレアムが仕事の合間にリーに会いに来られることになり、スチュアートはグレアムに相談に乗って欲しいと言いだします。
しかし、グレアムに会う前にスチュアートが殺されてしまいます。彼の喉には昔、沈没船で見つけた古い釘が刺さっていました。
一番怪しいのが妻のダーリーンだとリーは思うのですが、決め手がありません。
グレアムの心配をよそに、リーとペグはまたまた事件に首をつっこみます。

前回ではグレアムとの仲が進展すると、自分のゴルフ人生がどうなるのだろうと悩んでいたリーですが、やっとグレアムが自分にとってかけがいのない人であると気づき、一歩踏み出す決心をします。

グレアムとリーの仲も興味がありますが、それ以上におもしろい(?)のが、ゴルフをやる人種。どう考えても馬鹿らしいゴルフが上達するグッズにお金を払っているのです。そう簡単に上達すれば、みんながプロになれちゃいますよね。

さて、次回はどんなゴルフに関する話題が出てくるのかしら?
ゴルフができてもできなくても、それなりに面白く読めるミステリーです。

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