柚月裕子 『検事の死命』2014/09/04

最期の証人』、『検事の本懐』と続く、佐方貞人シリーズ、第三弾。


「心を掬う」
郵便物紛失事件を扱います。
証拠のためには汚物さえもものともしないという心意気です。

「業を落とす」
佐方の父親の真実が公にされることになります。

「死命を賭ける」、「死命を決する」
痴漢事件を、大物国会議員や地検トップを敵に回して、「罪をまっとうに裁く」佐方。
彼のような人は検事はやってられないですね。

『灰色の虹』の検事は警察から上がってきた案件を自分から調べようともしなかったですね。
まあ、普通はそうなんであって、佐方のような検事はめったにいないのでしょうね。

次の作品では佐方がヤメ検弁護士になった理由が明かされるかしら?
続けて検事時代のことを書いても、しばらくはシリーズを続けられそうですが。




食事の後、走り回って吐かないようにソファにのせていたら、この頃、ソファの下に逃げ込むようになりました。
捕まえられないのでほっておいて、私が(人間の)食事の準備をしていると、いつもはソファの上でやっている「つまらない」をソファの下でしていました。
何でも彼にとっては遊びなんですね。
わんこは一人遊びはできないようです。

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