阿部暁子 『鎌倉香房メモリーズ1~3』2016/05/05



鎌倉で祖母の営む香り専門店『花月香房』でバイトをしながら高校へ通っている香乃は不思議な力を持っていました。
彼女は人の香から心の動きを知ることができるのです。
香乃はこの力のため両親から疎んじられ、祖母のところにあずけられたと思っていました。
彼女は土日にアルバイトに来ている大学生の雪弥のことが好きなのですが、なかなかうちあけられません。

ある日、お店に来た女性が自分の家への帰り道を忘れたようで、香乃と雪弥はしばらくお店で様子を見ることにします。
彼女は祖母の友人で、亡くなった夫からの手紙を探していました。
香乃と雪弥はその手紙を一緒に探すこととなります。

この出来事をかわきりに、香乃と雪弥は様々な謎を解くことになります。

ヒロインはあくまでも純情可憐。
彼女が思う男は、彼女のことを大事に思いすぎてなかなか手を出せないようです。
二人共、家族に傷つけられた過去があり、それがだんだんと明らかになっていきます。

久々のライトノベル。
お香とか鎌倉が好きなので、結構読めました。


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