石垣島 ― 2019/01/04
最終日、石垣空港から帰る前にタクシーを使い石垣島観光をすることにしました。
石垣島は沖縄離島の中で宮古島についで2番目に大きい島で、舗装道路の所は日本の普通の町と同じです。
この頃は石垣島よりも宮古島が人気だそうです。
コンビニはファミリーマートばかりで、来年ぐらいに7-11が進出するとか。
映画館がないそうです。
他の島のことを運転手に聞くと、「石垣の人は本島には行っても、離島には行きません」と言われてしまいました。
観光地の運転手なので、色々と説明をしてくれると思っていたら、聞かなければ言わないという感じで、これではなんのための観光タクシー?という感じでした。
歴史に詳しい運転手を望むとかリクエスト入れとけばよかったかしらね。
一応、行きたい所のメモを渡し、時間内で行ける所に行ってもらうことにしました。
雨が降っていたので、見晴のいい所はパスしました。
最初に琉球王国時代の邸宅、宮良殿内に行きましたが、年末なので閉まっていました。

桃林寺の山門です。



この密迹力士と金剛力士の仁王像は沖縄最古の木彫象だそうです。

1614年に建立された臨済宗のお寺です。
お正月の用意でテントが張られていました。
桃林寺の隣に桃林寺と一緒に建てられた権現堂があります。

この拝殿の裏に派手な本殿があります。





権現堂からしばらく行くと、石垣島で一番有名なある人の生家があります。

答:具志堅用高
直ぐ近くに記念館もあります。

次に行ったのが、唐人墓です。
1852年のロバート・バウン号事件で犠牲になった中国人苦力の慰霊のために1971年に建立されたそうです。
このお墓の横に米軍飛行士の慰霊碑など3つの記念碑があります。



唐人墓のそばにお店があり、サーターアンダギーを作っていました。

作りたてを買って食べてみました。
次に行ったのは石垣島鍾乳洞です。
入り口に蝶とヤシガニがいました。
ヤシガニは暗いところにいるので写真は撮れませんでした。


大きい鍾乳洞で結構歩き、途中で飽きてきました(笑)。

ゆっくり見ると30分ぐらいかかります。

トトロの鍾乳石です。
出口には食堂と土産物屋があり、雨の日にピッタリの観光施設です。
次の2つは運転手が空港に行く途中で紹介してくれたものです。

15世紀末に活躍した英雄のオヤケアカハチの像。
1500年、島民の広範な支持を背景に、琉球王府への八重山からの朝貢を断たしめたが、中山軍との戦いに敗れ、打ち取られたそうです。(オヤケアカハチの乱)

これ、なんだかわかりますか。
答:津波大石
これは先島津波と名付けられた約2000年前の津波で打ち上げられたものと考えられているそうです。
後ろにコンクリートの階段があるので、昔は登れたのでしょうね。
石垣島観光もここまででした。
天気が悪いので、景色のいい所に行けなかったのが残念でした。
風邪気味で沖縄に行ったのですが、最後に思いもよらないことが起こりました。
まず、石垣空港から那覇空港へと飛び出すときに、咳き込みました。
夫は吐くのかと思ったそうですが。
咳はこの時だけだったので、よかったのですが、那覇空港へと着陸態勢に入った時、耳に痛みが襲ってきました。
着陸してからも、音は聞こえるのですが、声を出すとこもって聞こえます。
那覇から羽田への飛行機が出るまで1時間ほどあったので、その間にあくびをしたり(この時、耳にバリバリという音が聞こえ、痛みが起こります)、水を飲んだりしていると治りました。
しかし、羽田への着陸態勢に入ると、また両耳が痛み始めました。
結局、着陸するまでの約15分間、耳の痛みが続きました。
鼻をかんだり、水をのんだり、飴をなめたり、耳抜きをしても痛みます。
耳が詰まるような感じが次の日まで続きました。
「航空性中耳炎」になりかかったようです。
思い返してみると、今まで何十回と飛行機に乗ったのですが、鼻風邪をひいて乗ったことは一度もなかったです。
次の日は休日診療をしている耳鼻科に行くしかないかと思っていましたが、犬のお迎えに行かなければならないので耳の不調をかかえたまま出かけました。
歩いている途中、耳の中のガサゴソという嫌な音が聞こえてきます。
ところが、奇跡が起こりました(ウソ)。
犬たちの顔を見たとたんに(でもないけど)、耳が治ったのです。

「ママちゃん、どうしたの?」というような犬たちの視線です。
帰ったらすぐにアマゾンで気圧調整耳栓を買いました。
これって役に立つかしら?
次回の空の旅がいつになるかわかりませんが、使いますわ。
鼻風邪気味で飛行機に乗る方、気をつけてください。
年々、身体の不備が出てくる私です(恥)。
体調的に今一の旅でしたが、懲りずにまた沖縄に行きたいです。
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