米子に行く③(米子城下町散歩) ― 2025/03/26
次の日の朝、ホテルでゆっくり朝食を食べ、9時過ぎに出かけました。
結構、朝から食べてしまい、お昼は食べませんでした。
鳥取のガイドブックを買ってみてみましたが、びっくりしたことに米子市については地図のみで詳しい情報が全く載っていません。
この頃のガイドブックにはグルメとショッピングしか載せないのでしょうか。
みんなネットで調べるようになっているので、紙のガイドブックも地図もなくなるんでしょうね。
仕方ないので、ネットで調べてみました。
帰りの飛行機が混んでいて、早い時間のしか取れなかったので、2時間ぐらいしか時間がありません。
お寺が好きなので、寺町付近に行ってみることにしました。
国道9号線を三の丸を通り過ぎて歩いていくと、賀茂神社天満宮があったのに、私は中に入らずに通り過ぎてしまいました。
何でお参りしなかったのか、今になって後悔しています。
しばらくすると、鳥取大学医学部付属病院があります。
この病院は2つも大きな駐車場がある、立派な病院です。

建物が古くなったので、建て替えの話が出ていて、隣にある泰山公園の土地が使われるようです。

チラッと道路からのぞいてみた泰山公園。ここも時間がないので、中に入りませんでした。
何故米子市に鳥取大学医学部と附属病院があるのかというと、第二次世界大戦中に軍医が不足し、軍医養成のため医専増設を文部省が考えたからです。
この時、鳥取市は昭和18年に起きた大地震で壊滅的な被害を受け、余裕がなかったため、米子市が適地であるとされ、昭和20年に米子医学専門学校が開校されたそうです。(鳥取大学医学部HP「医学部の歴史」より)
ずっと歩いていくと加茂川にぶつかります。
加茂川に沿って歩いていくと、立派なお屋敷がありました。

後藤家住宅です。

住宅以外に長楽軒と松風庵などもあるようですが、一般公開はしていないようです。
後藤家は石見国浜田の出身で、戦国末から近世初頭に米子に来住し、江戸時代に廻船問屋として財をなしました。
明治期に後藤家の養子になった後藤快五郎が山陰鉄道の建設に尽力し、「山陰鉄道の父」と言われているそうです。

加茂川はもともと外堀だったみたいです。
加茂川沿いに土蔵が沢山あったそうです。

土蔵も壊されてなくなっているようです。

加茂川にかかる京橋。
加茂川と京橋。京都と何か関係があるのかしら?

お地蔵さんがいました。
「橋守り地蔵」で交通安全祈願のお地蔵さんです。
上に白い紙と赤い紙が貼ってあります。
これは「札打ち札」といい、身内に不幸があったとき、霊を慰め、浄土に着かれるまでお地蔵さんにお守りいただくように、7日ごとに7回札を貼ります。
おしまいの四十九日目には赤札を貼り法要を行うという風習なのだそうです。
安永の初め頃に宮大工の彦祖伊兵衛が、加茂川で亡くなった子どもたちの供養のために、川や橋のたもとに36カ所の地蔵札所を奉納し、祠堂を建てたのが始まりだそうです。
旧加茂川の地蔵は平成28年に「地蔵信仰が育んだ日本最古の大山牛馬市」の構成文化財として日本遺産に認定されたそうです。
お地蔵さんは二千体以上あるそうです。
この辺りにお地蔵さんがいくつかあるそうなので、探しながら歩いてみましょう。

「判屋船越家」。
米子には京都と同じように町家があります。
この船越家の住宅は主屋、土蔵2棟、裏門からなる町家だそうです。
船越家は江戸時代初期に備前岡山から移り住み、代々船問屋を営んできた有力商人だったそうです。
米子には約700の町家が残されていますが、壊される傾向にあるそうです。
ホテルにしたり、お店にしたりしてでもいいので、保存してもらいたいですね。
米子の町家は京都のとは違い、入ったら土間があり、吹き抜けになっていて、大きな神棚があるそうです。
竃は外にあり、坪庭ではなく、庭園があったりと、京都のよりは大きいみたいです。

裏門と二つの蔵。左側の蔵には窓がありますが、戦時中に人に貸し、部屋として使っていたそうです。

京橋を渡ると、「橋番地蔵」があります。「お許し祈願」のお地蔵さまです。
京橋の袂に刑場があり、罪人が百叩きの刑を受けた後に泣いてお詫びして帰ったそうですww。
お地蔵さまは閻魔様ですからね。
このお地蔵さん、よくみると、丸い石のままです。ただの石でもお地蔵さんにしちゃうんですね。

「米子まちなか観光案内所」も町家で、旧外江屋店舗(旧海産物問屋)だそうです。
中に入ると、お土産物や飲み物などを売っています。蕎麦なども食べられるそうです。ガイドも一時間2000円でしてくれるそうです。
町家を改築しているので、右奥に行くと町家らしい大きな神棚と明かり取りがあります。

正面の神棚。

左側の神棚。何かを入れる引き出しかと思いました。

振り返るとこんなものがありました。

「げぎょ」といって、「防火のまじないを込めた屋根飾り」。
本当に米子城のものか?という感じですね。

道を見ると、真っ直ぐではなく、ズレています。

「鹿島小路」。「小路」は「しょうじ」と読みます。この辺に沢山小路があります。(参考:「なつかしの小路と町家めぐり」)
鹿島家は岡山から行商に来ているうちに定住した、米屋、質屋と手広く営んだ豪商で、ここら辺の土地を持っていたようです。
米子城の小天守再建の費用を肩代わりしたのですが、お金は戻らず、その代わりに下贈された鯱(しゃちほこ)が残されています。
鹿島茶舗が本家だそうです。
寺町の方に行ってみましょう。

立派な門のお寺は心光寺です。
本堂は焼失後、昭和49年に再建されたようで、コンクリート製です。

鐘楼も立派です。
このお寺は庭園が有名で、豪商のお墓もあるそうです。

ここにもお地蔵さまがいました。
「心光寺地蔵」です。子安祈願だそうです。ぼけてますが(恥)。

この通りにお寺が九つほど並んでいます。

アラ、お地蔵さまじゃないのに、札打ち札が貼ってあります。
石ならすべてがお地蔵さまなんですかあwww。

「妙善寺小路」。
米子を代表する小路だそうです。
町家、お地蔵さん、お寺、鳥取大学医学部、米子城が見えるからです。

「与太郎地蔵」。新転祈願です。
毎年8月23日の地蔵盆の宵祭りに、近くの遊園地に移されますが、いつもちゃんと戻ってくるので、新転祈願なんだとか。

明治元年創業の駄菓子屋の「岡本一銭屋」。
江戸末期の町家で、二階建てに見えますが三階建てで、大正時代の一銭硬貨をあしらった看板です。

享和元年(1801年)創業の老舗のお茶商、ながた茶店。
つし二階、漆喰壁、虫子窓、うだつなど良質な町家だそうです。

かわいらしい「つなぎ地蔵」。良縁祈願だそうです。
この地蔵の制作は安来市の石彫刻家清水洋一氏で、後ろの詩句は仏教詩人板村真民氏のもの。

江戸時代に木綿問屋を生業にした豪商の坂口家住宅。
そういえば心光寺にお墓があり、米子市寄贈の燈籠がありました。

門の屋根から松が顔を出しています。

向かい側も坂口家の住宅のようで、この門は戦後、天皇陛下が坂口家にご宿泊した時以来、開かずの門になっているそうです。

右奥が坂口合名ビルで、地方財閥坂口平兵衛が昭和6年に本社ビルとして建てた近代洋風ビルです。

町家はレストランや飲み屋、ショップなどになって使われているようです。
このお店、女性に人気らしいです。次回に行ってみましょうかね。
最後に2つ、お地蔵さんに会って来ました。

「出現地蔵」。立て直し祈願のお地蔵さまだそうです。
木下薬局の徳子さんが7歳の時に、観世音菩薩のお告げを聞き、加茂川の井戸を掘り下げたところ、お告げとおりの地蔵尊が現れたそうです。

最後は「咲(わら)い地蔵」。
もともとは左端のお方が祀られていたそうです。
笑い人生祈願といって、とてもいいお地蔵さまですね。
このお地蔵さまは心が広くて、どんなお地蔵さまでも受け入れるそうです。
出現地蔵さまから拒否された方もここにいらっしゃるとか。
一番人気でしょうかね。
笑いが多い人生になるように、拝んでおきました。
ここで時間がなくなったので、ホテルに荷物を取りに行って空港に向かいました。
初めての米子でしたが、十分楽しめました。
米子市はこれから海外の裕福層向けの観光地を目指していくそうです。
行くなら今のうちかもしれません。
<注意事項>
米子のバスは現金のみで、運賃箱に入れてしまうとお釣りが出ません。
知らずに入れてしまい、「お釣りは出ません」と運転手さんに言われてしまいました。
忘れずに両替しましょう。

お土産物を並べて写真を撮ろうとしたら、食いしん坊の兄がやって来て、蒲鉾の匂いをかいでいましたww。

買って来たのは、夫用の辛口のお酒としじみと羊羹などです。
何故かお座りした兄。
兄には何もありません。ごめんね。
でも君はママが帰って来ても塩対応だっだもんね。
弟はものすごい勢いでママに抱きつき、匂いをかいでいましたよ。
今度はどこに行こうかしら。
ひとつ行きたいところがあるんだけど。
「ママ、いい加減にしてください」by ワンコズ
*米子について詳しく知りたい方はこんなHPを見つけたので、見てみて下さい。
岩井圭也 『夜更けより静かな場所』 ― 2025/03/28
六編からなる短編集。

「真昼の子」
夏季休暇中に暇をもてあました大学三年生の遠藤吉乃は父親の兄、茂の営む古本屋<深海>を訪れた。
伯父におすすめの小説を訊くと、ロシアの作家が書いた『真昼の子』を勧められた。
読んでみると面白くて、一晩で読んでしまった。
次の日も<深海>を訪れ、似たような小説か同じ作者の小説を読みたいと伯父に言った。
それから吉乃は<深海>に通うようになる。
ある日、伯父に読書の楽しみを共有できる機会がないことを愚痴ると、伯父は読書会を開いてみようと言い出す。
読書会は深夜〇時から二時までで、メンバーは伯父さんと吉乃を含めて六人。
課題図書は『真昼の子』。
吉乃には恋人がいた。その恋人はゼミの准教授で、妻子がいた。
『真昼の子』を読んでから吉乃のこころは変化していく。
「他人がどう言おうと、自分にとって大切だと思える一文に出会うためにわたしは本を開く」
「いちばんやさしいけもの」
真島直哉は元野球部員。プロを目指していたが、イップスになり、野球を止めたが、退部届けは出していない。親にも言っていない。
同級生の吉乃のことが好きだ。彼女が読書会のことを話しているのを聞きつけ、読書会に押しかけた。
彼が選んだ課題図書は絵本、『いちばんやさしいけもの』。
「能力と生きる価値の間には、いっさい関係がない」
「隠花」
安井京子は非正規の図書館司書で<深海>の常連客。
新卒から勤めているのに、月給は18万円から上がらない。
母から家に帰るなら、家は売らないと言われたので、それなら売れと言うと、男はいないのか、元夫とはどうなのかと訊かれる。
彼女が選んだ課題図書は詩集「隠花(いんか)」。
「自分を信じている限り、花は萎れない。誰だってそうだ」
「幸せではないが、もういい」
「雪、解けず」
中澤卓生はグラフィックデザイナーで、<深海>の常連客。
実の父親は病気の母を捨て、子を置き去りにした。
その父からSNS経由で会いたいと連絡が来る。
彼が選んだ課題図書は歴史時代小説「雪、解けず」
「登場人物への共感は、必要でしょうか」
「トランスルーセント」
国分藍は元ヴァイオリニスト。7歳でヴァイオリンを始め、大学でプロになれないことを悟り、音楽教師になるが、学級崩壊し、一年で辞めた。
緩い<深海>でバイトとして働き始めてから三年が経つ。
ある日、店主の遠藤から楽譜を渡される。
それは戦後日本を代表する作曲家が書いた無伴奏ヴァイオリン曲<トランスルーセント>の自筆の楽譜で、販売価格が二百万というものだ。
今度の読書会で弾いて欲しいというのだ。
三年間、ヴァイオリンに触れていなかったが、国分は弾くことにする。
「美しい音だけが音じゃない。がむしゃらに生きていれば、雑音も出るし騒音も立つ。それが当たり前なのかもしれない」
「夜更けより静かな場所」
吉乃は最後の読書会から八カ月経つが、伯父とは会っていなかった。
就職の内定がなかなかもらえず、やっともらえたのが七月で、それから卒論の執筆で忙しかったからだ。
久しぶりに<深海>に行き、片付けていると、伯父が書いた自伝『夜更けより静かな場所』が見つかる。
初めて知る伯父の過去・・・。
「居場所は必ずしも探すものじゃない。自分でつくったっていいはずだ」
「誰もが、選択と偶然の連続を生きている」
吉乃は「小さな選択」をする。
岩井圭也の本を読んでいないと思っていたら、読んでいました。
意外でしたが、とても好きなお話です。
読書会に参加したことがありませんが、こんな読書会なら参加してもいいかもしれませんね。
課題図書は架空の本ですので、探さないようにしましょう。
もしあるなら、私は『真昼の子』を読んでみたいです。
簡単に言うと、本の中の登場人物たちが本や楽譜などを通し、自分を見つめ直し、ある選択をしていくというお話です。
最後の伯父さんのした選択はよくわかりませんでした。
理由のない、漠然としたものからそうしたのでしょうかね。(ネタバレになるので詳しくは書きませんが)
特に本好きな方におすすめしたい作品です。
原田ひ香 『月収』 ― 2025/03/29

「第一話 月収四万円の女 乙部響子(66)の場合」
乙部響子は一年前に離婚してひとり暮らしをしている。
娘の時衣は結婚していて、孫がひとりいるが、婿があまり口出しをするなという感じだ。
離婚した時に賃貸アパートを借りようとして断られ、不動産屋にたきつけられて三百万で家を買ってしまう。
年金は四万円だが、国民健康保険料と介護保険料を払うと三万円になる。
わずかな貯金が残り少なくなり仕事を探そうと思っているが、何ができるのか。
ある日、家に全身刺青の若い男がやって来る。
「第二話 月収八万円の女 大島成美(31)の場合」
大島成美は鳴海しま緒というペンネームで、三年前に純文学系の文学新人賞を取った。
派遣社員として働いているが、年収が二百万円台だったため、単行本が売れ、七百万ほどの現金が手に入って嬉しかった。
しかし、それからがいけなかった。
作品を書いても書籍にはならないのだ。
自分は職業作家にむいていないのではないかと思い始める。
そんな時に、同年代の小説家に誘われて出席したパーティで実業家の鈴木菊子に出会う。
「第三話 月収十万円を作る女 滝沢明海(29)の場合」
滝沢明海は一流自動車メーカーの子会社に勤め、新規事業の美容家電の企画と試作の仕事についている。
だが、母親は明海の仕事を理解せず、転職しろと文句を言う。
なにしろ働いたことのない女で、離婚した後も元夫のキャッシュカードを使っているのだ。
このままで行くと母親の介護をしなければならなくなる。
そんなのは嫌だ。仕事は続けたい。
先立つものは金だ。
明海は五年だけ新NISAで投資をしようと思い立ち、独身寮に入り、住居費を節約することにするが・・・。
「第四話 月収百万の女 瑠璃華(26)の場合」
瑠璃華はデートクラブに所属し、パパ活で稼いでいる。
20代のうちに一億稼ごうと決めている。
ある日、マネージャーから変わった依頼を紹介される。
鈴木菊子という小説家がご馳走するし、お金のサポートもするから、パパ活している女性の話を聞きたいというのだ。
何度か会い、食事をするが・・・。
「第五話 月収三百万の女 鈴木菊子(52)の場合」
鈴木菊子は武蔵小杉のタワーマンションに住んでいる。
夫が亡くなった時に、渋谷の一棟ビルと株や投資信託などの有価証券を受け継いだ。
それに自分の金融資産を含めて、ひと月に三百万ほどの金が入る。
しかし、何もすることがない。
いつものように、朝の株価チェックのあと、SNSを眺めていると、タケトという若い不動産投資家の物品援助を求める投稿が目に溜まった。
菊子はタケトに寄付をすることにするが・・・。
「第六話 月収十七万の女 斉藤静枝(22)の場合」
介護士の斉藤静枝は訪問介護の仕事をしているうちに、高齢者の部屋の「生前整理」を専門にする仕事を思いつく。
ある日、同じく起業をしようとしている友だちに誘われ、女性の起業を助ける会に参加してみた。
すると、前に会ったことがある鈴木菊子がいた。
会が終わった後、二人はいっしょにお茶を飲むことにするが・・・。
月収が異なる女性たちのお話ですが、それぞれに色々とあり、お金の多少を問わず人って満足することがないんだなと思いました。
特に身に沁みたのが、年金が四万円という乙部響子さん。
四万円じゃ、私暮らしていけないよ。
これから物価がどんどん上がっていくと、年金だけで暮らしていけるだろうか。
もっと暮らしを縮小しなくては、でも旅行には行きたいわぁ。
鈴木菊子さんなんか、悠悠自適の生活ができるのに、なんでと思います。
若い人たちをバックアップしていくのを老後の楽しみにしていくのでしょうかね。
斉藤静枝さんには頑張れとエールを送りたいです。
「生前整理」、してもらいたいですものww。
原田さんの本は明るくていいです。
これからの自分の生活を考えさせられるお話でした。
<お花見と美味しいお料理>
お花見にはまだ行っていませんが、お花見箱膳というものを食べに行ってきました。


一の膳と二の膳にご飯と汁物がついていました。

桜が五分咲?
夜桜は携帯で撮り難いですね。
明日は晴れるらしいので、犬連れで花見にでも行きましょうか。
鴨川に行く①(大山千枚田の桜と天津神明宮) ― 2025/03/31
桜を見に千葉の方へ行って来ました。
ホテルか何かのインスタで大山千枚田の桜がオススメと書いてあったので、11月にも行ったのですが、また行ってみました。
(*11月の様子はこちら)

今回は田んぼに、水が張られています。
右側の木は桜ではなくて、アンズの木です。もう花が散っています。

思ったほど桜の木は多くないです。

久しぶりに見たタンポポ。

兄は車が苦手です。
海ほたるが満車だったので、外に出られず、君津PAまで乗っていたので、兄は車の中で吐いていました。
それでも外に出ると元気一杯で、グイグイ歩きます。
坂道もものともしません。

桜が咲いているところまで行ってみました。

わんこたちはなかなかジッとしてくれません。

桜はどこ?

お座りと言っても、お座りせず。前を向いてくれただけましです。

パパがお水をあげようとしているのに、無視をするわんこたち(笑)。
まだホテルのチェックインまで時間があったので、天津神明宮に行ってみることにしました。
千枚田から30分ぐらいかかりました。

ここの鳥居は伊勢神宮と同じタイプのものだそうです。
境内はペットを連れて行けないので、パパとママは別々に拝んできました。

鳥居を入って左側に県指定天然記念物「まるばちしゃの木」があります。

この木かしら?

私の前に拝んでいる女性が長くて、何を拝んでいるのかしら。
そんなことを思ってイライラしたせいか、おみくじを引くと、「小吉」でした。
アララ。
気にせず、これからよくなると思いましょう。

パパが戻るまで暇なので、わんこたちと黄色い花を撮ろうとしたら、珍しく二匹ともにお座りしました。
しかし・・・。なんでヨーキー弟は後ろを向いているのでしょうか。
ホテルにチェックインし、お部屋で自由にさせると、弟はすぐに座っているママのところに来て、膝の上にのります。
弟はジャンプ力があるので、椅子に飛び乗ります。
兄は椅子にはのれないので、ママが椅子の上にのせてやります。
弟は自分で椅子から下りますが、兄は下りれません。

兄はママたちが何をしているのか気になるみたいです。
見栄えが悪いのですが、絶対にお部屋で粗相をさせないように、しっかりとマナーベルトをし、いつも取れないようにガムテープでとめています。

二匹がママの脚の上にのり、寝ています。重いんですが。
早めに餌を食べさせ、パパママは食事に行きました。

とても春らしい先付けです。

海のそばなので、お刺身が新鮮で美味しかったです。
明日は天気が悪そうで。どこに行きましょうか。
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