光野 桃 『おしゃれの視線・私のスタイルを探して』2009/07/08

「ティム・ガンのファッション・チェック」に触発されたからではないのですが、光野桃さんの本を読んでみました。
私はファッションには興味がありません。というか、自信がないと言った方がいいかもしれません。
太ってしまってから、なおさら駄目ですね。

光野さんは幼いときからファッションに興味がありました。
彼女のお母様が洋裁ができたため彼女の洋服をすべて作っていたそうです。
大学を出てからファッション関係の仕事をし、結婚して旦那様の仕事の都合でイタリアに行くことになり、イタリアで出会ったマダム達により、ファッションに関する新しい視点を与えられたようです。
旦那の都合でイタリアなんて、いいですねぇ。
結婚の顛末も本に書いてありましたが、彼女にとっては結婚もファッションの一つなのかもしれませんね。

イタリアにはまだ行ったことがありませんが、おしゃれな女性が多く、特にマダムたちが綺麗だそうです。

自分のファッションを決めるには
1 内面
2 外見
3 将来どうなりたいのかという展望
この3つの要素が必要。
そして、おしゃれの根本は「プラス」すること。
なぜなら「おしゃれは本来、大人のためのもの、それも三十代後半からのためのもの」だから。
若い頃のように何を着てもいいという時期とは違い、年をとると肌は衰え、髪は痩せ・・・というように外見上のハンディがあるので、「内面の充実をファッションによって表現する」。それがおしゃれの本来の役割なのです。

こんな風に思ったことがありません。
着る服がないと毎年嘆くより、まず自分を見つめるところから始めなくてはいけないようです。