重松 清 『あの歌がきこえる』2009/07/30

今日は同僚から大きくなりすぎた(!)キュウリと美味しい枝豆をもらいました。
夕食は枝豆を茹でて、蛸とキュウリの酢の物とキュウリを入れた炒め物。
採れたては本当に美味しいですね。

久しぶりに重松清を読みました。
1975年から1981年までの6年間を、流行った歌にひっかけて書いた青春物語です。
歌は「戦争を知らない子どもたち」、「案山子」、「好きだった人」、「旅人よ」、「DESTINY」、「いなせなロコモーション」、「トランジスタ・ラジオ」などで、そういえばそんな歌あったよなという懐かしいものです。
その時代に中一から高三まで、男の子が成長する様子が描かれています。
女の私には心情的にちょっとわからないところが多く、男と女の違いでしょうかね。
主人公のシュウが東京の大学に行くまでのことが書いてありますが、北海道という田舎から東京という都会に、私もでてきたわけですから、似たような境遇のはずなのですが・・・。
なんとなく、重松さんの書くものに飽きてきたのかもしれません。