宮木あや子『花宵道中』2014/12/18

『花宵道中』は映画で評判になっていましたね。
花魁の話ということで、前に漫画で『おいらん姐さん』を読んだこともあり、「どんなもんかい」ということで、漫画と小説の両方を読んでみました。


最初に読んだのが、斎木久美子さんの漫画の方です。
一巻目がkindleで〇円だったので、ありがたいですわ。
おもしろくなかったら二巻は買わなければいいんですから。
そう言いながら全六巻読んでしまいました。
遊女の悲しい人生が素敵な絵で描かれています。


漫画の後に原作を読んでみました。
2006年「女による女のためのR-18文学賞」の大賞・読者賞受賞作品だそうです。

意外だったのは、漫画と原作の間の違和感が全くなかったことです。
ということは、漫画が原作の世界を壊すことなく描いているということですね。
最初は漫画をノベライズしたのかしらと思ったもの。
こういうとあれですが、小説というには拙すぎる文だからかしら・・・?

漫画ではどうしても遊女たちの優雅な様子の方に目が行ってしまいますが、文字で読むと、これが貧しかった昔の日本の現実なのだという思いがつのってきます。
つくづくと今の世に生を受けてよかったと思います。


さて、我が家の二人組はというと、しつこい弟を兄が嫌がっているというのは相変わらずです。


カートに乗る前に、二匹で仲良くいられるように予行練習中です。
二匹の間に微妙な距離があります。

兄はトリミングが必要ですが、今月は伸ばすとどうなるのかという実験(?)をしています。
あまり毛は伸びずに絡まっていくようなので、来週にはトリミングをしてもらいます。
今までのように一か月ごとにトリミングにしますわ。


昔から葉っぱを咥えるのが好きな兄です。
大人になっても咥えています。
散歩を始めてから、弟は道の上にあるものを絶対に咥えません。
これって育ちの違いでしょうかね?
ブリーダーさんの家でセレブに育った弟と、某ペットショップでほったらかしにされた兄。
私的には兄の方がかわいいです。
弟はまだまだお子ちゃまですもの。

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