大倉崇裕 『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』2017/09/11

「警視庁いきもの係」シリーズの第4弾。
テレビドラマにもなっているようですが、見ていません。
イメージが崩れるのが嫌ですもの。


強面の元一課刑事で頭に銃弾を受け、今や窓際、総務部動植物管理係の須藤友三と人間よりも生き物が大好きな、生き物オタクの女性巡査、薄圭子の名漫才(失礼)コンビが活躍するシリーズです。

今回出てくる生き物はピラニア、クジャク、ハリネズミ。
どの動物も飼うのは難しそうですが、薄はどんな生き物でも詳しい飼い方を知っています。薀蓄がくどいけど。
東京都内にあるペットショップや熱帯魚屋などの生き物を扱っているお店をすべて把握しているようです。
こんな二人のところに、ピラニア事件で知り合った一課刑事の若手、芦部が仲間入りをします。
彼は一応一課に席を置きつつも、動植物管理係が出動となると車の運転を任されることになりました。
動物の毛か何かのアレルギーがあるようで、いきもの係に向かないんじゃないと思われるヘタレさが、これからいい味をだしてくれるのでしょうか・・・?
須藤と薄がタクシーに乗るたびに、お約束のように聞かされる、「コスプレですか」がなくなると思うとちょっと残念です。
それにしても薄は日本語がダメダメですね。

窓際に追いやられ、なんやかんやと言っていますが、一課の人たちは須藤のことを当てにしているようですね。
次回はどんな生き物が出てくるのか楽しみです。
結局、どんな生き物よりも人間が一番恐ろしいみたいですねぇ。

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