矢野帰子 『わたし、定時で帰ります。』2019/05/06



ドラマでもやっている『わたし、定時に帰ります。』を読んでみました。

昔の職場で組合活動を一生懸命にやっている人と同じ部署になり、仕事が忙しくない時に彼が「帰りましょう」と言ってくれ、みんなと一緒に帰ったことが何度かあります。
もちろん、一緒に帰ったその先は居酒屋でしたが(笑)。
別の部署の人が彼と一緒に早く帰る私たちのことを悪く言っていたということを後から聞きました。
仕事がある時はちゃんと残業していたのにね。
その時から大分時が経っているのですが、未だに定時に帰ることは「悪」という考えの人が多いのが現状です。
たまたまその時に仕事がなかったり、同じ仕事でも仕事の速い遅いはあります。
それなのに、早く帰るからと悪く言うことはないと思いますが・・・。

そういえば「24時間戦えますか」というコマーシャルが流れていましたね。
1988年のバブル最盛期の頃のようです。
日本企業もガンガン攻めていっていた頃ですか。
今は働き方改革とか言っていても、日本人の働き方はなかなか変わらないんじゃないでしょうか。
死ぬ気で仕事なんてしている人いるでしょうか。
死ぬ気はないけど、やらされている人は沢山いるでしょう。
ブラックだったら、我慢しないですぐ辞めましょうと言いたいけれど、そこを辞めたら次がないと思うと辞められないこともあるでしょうね。

定時に帰るのが当たり前の世の中に早くなって欲しいですね。
(ごめん、正社員を辞めてしまった私には強く言えない)
今や契約社員の私は残業しなくていいので、その点は楽です。
しかし・・・。
次に読んだ本で派遣も大変なことがわかりました。
次に続く。