柚月裕子 『チョウセンアサガオの咲く夏』 ― 2023/06/03
昨年の4月に発売されていますが、気づいたら図書館の予約数がめちゃ多くて、今頃読んでます。
長編じゃないので、いつ読んでもよかったみたいです。

11話の短編集。
ちょっとゾゾッとくるものから、瞽女の話、猫に関する話、おそ松君ファミリーの話、戦争の話など様々なテイストのもので飽きません。
題名のチョウセンアサガオは薬用植物ではありますが、間違って食べると覚醒剤と似た症状が出る有毒植物なんだそうです。
華岡青洲は本種を主成分とする麻酔薬を使用していたそうです。
瞽女の話は読んだことがありますが、柚月さんも興味があるのですね。
2つの話は続いてるのかと思って名前を見ると、違う人たちでした。
地方を転々としながら、目の悪い女の子がいたら、親になにがしかのお金を払い、子どもを引き取り、瞽女として育てていたのですね。
女だけの旅ですから、色々と危ないこともあったことでしょうね。
嬉しいことに、最後の「ヒーロー」は「佐方貞人」シリーズのスピンオフ作品です。といっても佐方さんは少ししか出ていなくて、主人公は事務官の増田です。
佐方の「嘘の先には嘘しかありません」にはなるほどと思いました。
私は柚月さんの短編よりも長編の方が好きです。
次の作品が「佐方貞人」シリーズならなおいいのですが、よろしくお願いします。
<今日のわんこ>
大雨が午前中で上がったので、涼しいうちに散歩に行ってきました。

お水をごくごく飲んでいます。

正面から撮ろうと思っても、ダメですねぇ、笑。

とても大きなカシワバアジサイが咲いていましたので、この下でわんこたちの写真を撮ろうとしましたが…。

わんこたちが座ったのが花の真下でなかったので、パパの姿が入ってしまいました。
そんなわけで、パパの顔をカットしました。
白い紫陽花の下にお座りしているわんこの姿を想像してください、笑。
コメント
_ ろき ― 2023/06/04 07時50分00秒
_ coco ― 2023/06/04 16時48分37秒
柚月さんは短編よりも長編がお勧めです。
私が好きなのは、書いてありますが、佐方貞人検事シリーズです。
シリーズとは言っても短編集もあるので、読みやすいかも。
長編警察小説シリーズなら、映画にもなった『弧血の血』ですが、広島が舞台で血が飛び交うかも…。
柚月さんは人気があるので、どの図書館にもあると思います。
はい、とってもいい写真が撮れましたが、横に変なおじさんがいました、笑。
私が好きなのは、書いてありますが、佐方貞人検事シリーズです。
シリーズとは言っても短編集もあるので、読みやすいかも。
長編警察小説シリーズなら、映画にもなった『弧血の血』ですが、広島が舞台で血が飛び交うかも…。
柚月さんは人気があるので、どの図書館にもあると思います。
はい、とってもいい写真が撮れましたが、横に変なおじさんがいました、笑。
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短編集は入門として良いかも。
図書館(田舎の)にあるかな、チェックしてみます。
花とわんこ、良い写真が撮れたのですね(想像)♪