伊坂幸太郎 『777 トリプルセブン』 ― 2023/10/20
今週、何故だかわかりませんが、ランキングの上下が激しいです。
12位↘ランキング外↗20位↘ランキング外↗11位↗10位ですから。
なんででしょうね。
とにかく、ブログを読みに来て下さってありがとうございます。
面白そうな本があったら読んでみて下さいね。
読書には癒やし効果があるそうですから。

『グラスホッパー』、『マリアビートル』、『AX』に続く殺し屋シリーズ。
ツキにとことん見放されている殺し屋、七尾こと「天道虫」は真莉亜から超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという簡単かつ安全な仕事を請け負う。
それなのに、七尾は部屋にいた男を殺してしまう。
なんということだろう、七尾は部屋を間違えたのだ。
同じホテルに、驚異的な記憶力を備えた紙野結花が潜んでいた。
彼女は「逃がし屋」、またの名が「ハッキングのおばちゃん」というココに、二年間使えていた怪しい仕事をする乾から追われているので、逃してくれと頼む。
ところが、何かあったら七尾に頼れといいおいてココは亡くなる。
もちろん紙野はココの言うとおりにする。
世界で一番不運な男、七尾はエレベーターで紙野に捕まり、今度はホテルから出られなくなる。
紙野を追うのはイケメン、イケ女の殺し屋六人組。
紙野を追う乾の意図は?
そして、七尾は生きてホテルを出られるのか…。
モウフとマクラのメイドコンビやコーラとソーダの炭酸コンビなど他にも楽しい殺し屋たちが集まって来ます。
殺し屋たちの戦いなのに、嫌~な感じがしないのは、伊坂さんの腕がいいからでしょうね。
『マリア・ビートル』の映画版「ブレット・トレイン」は見ていないけど、これも映画になるとおもしろいかも。
とにかく、こんなホテルには泊まりたくない!
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