ダイアン・デヴィッドソン 『クッキング・ママの最後の晩餐』2015/04/30



このシリーズ、大分長く続いています。
私がミステリーに興味を持ち始めた頃からずっと続いています。
1994年に日本で『クッキング・ママは名探偵』が発売されてますから、かれこれ20年以上になるそうです。
17巻目のこれが最後ということですが、著者は気が向いたら書くかもしれないと言っているそうです。
書いてくれるかしら?

主人公のゴルディは医師との結婚に別れをつげ、ケータリング業を営むようになり、刑事と二度目の結婚生活を始めるというように、生活が変わりました。
アメリカのDVについて詳しく知ったのも、この本からです(たぶん)。

友人のホリーが、ゴルディの息子のアーチとホリーの息子のドリューの誕生日パーティの後に亡くなります。
ホリーが心臓病を患っていることを知っていた何者かにより、パーティの食べ物に薬が入れられたということがわかります。
ホリーにはゴルディの知らない秘密があったようです。
友人の死の真相を知るために、ゴルディは親友のマーラの助けを借り、聞き込みを開始します。

最後まで巻末にあるレシピを試さなかったわ。
今回、おいしそうだったのが、メキシコ料理。
チレ・レイェーノ・トルタ、エンチラーダ、トスターダ、アロス・コンポーヨ、エンパナーダetc.
どんな料理かちょっとわかりません。
そういえばメキシコ料理のファストフード店が原宿に進出したとか。
原宿ではなくて、銀座とか新宿に出店してくれれば行くのに。

本では最後に嬉しいおまけがあります。
最後を飾るにふさわしいかな?

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