森博嗣 『神様が殺してくれる』 ― 2016/05/12

久しぶりの森さんです。
読んでびっくり。出てくる人たちがみんな金髪碧眼だもの。
大学時代にルームメートだったリオン・シャレットが、大女優の殺人現場で両手首を拘束されて見つかりました。
彼が「神様が殺した」と証言し、神に「僕」の名前を挙げます。
インターポールに勤めている僕ことレナルドは、リオンとは卒業以来、会っていませんでした。
ルームメート時代、特に親しかったわけでもないのに、何故自分の名を挙げたのかと不思議に思うレナルドでしたが、いつしかリオンの美に魅了され、殺人事件に深く関わることとなります。
そして、第二の殺人が起こります。
美貌のリオンを巡るフランス、イタリア、台湾、日本と世界を跨ぐ殺人事件。
台湾が出てくるところが何故と思ってしまいますが。
ヨーロッパ人は台湾とか日本ってどこにあるのか知っているのでしょうかね。
男か女かわからないほど美しい人を見てみたいです。
ミステリとしては最後にそうくるかという残念感があります。
でも、「森と木の詩」(懐かしい)のようなBL的な感じで、好きな人ははまるかも。
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