ターシャ・アレクサンダー 『盗まれた王妃の宝石 』 ― 2016/10/26
レディー・エミリーの事件簿シリーズの二作目。

夫が亡くなり、一人の生活を楽しんでいるエミリーですが、相変わらず母からのプレッシャーがあります。
ロンドン社交界では、マリー・アントワネットにまつわる宝石が盗まれ、その中のピンク・ダイヤモンドの持ち主が毒殺されます。
何故かそのピンク・ダイヤモンドはエミリーの寝室に置かれ、恋文らしきものまでついていて、興味を持ったエミリーは退屈(?)しのぎにまた殺人事件を解決しようとします。
今回はエミリーの悪い噂が社交界に出回りお誘いが来なくなり、それはそれで困りもの。
なんと、あの母が子のために立ち上がります。
自分の財産を持てないこの頃の女性の身分があわれです。
それでもエミリーはくじけず、強く生きていこうとしています。
彼女が結婚してしまうとつまらないので、彼との関係はしばらくそのままで、シリーズが続いてもらいたいものです。
<今日のわんこ>

弟犬はいつも舌を出しています。
舌を出さないとイケメンなのに、残念。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2016/10/26/8236390/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。