「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」@世田谷美術館 ― 2018/01/18
久々の世田谷美術館です。
残念なことに天気がよくなかったので、公園内を散策できなかったです。
こういう公園の側に住んでいると犬の散歩にいいなと思います。
世田谷美術館は何回か来たことがあるのですが、美術館内の様子をあまり覚えていません。
人が少なく、落ち着いた美術館で、ゆっくりと鑑賞できます。
第1章 パリという舞台ー邸宅と劇場にみる18世紀のエレガンス
ルイ14世の治世が終わり、パリが文化の中心になります。
サロンが現れ、舞台で使われたドレスや髪型が流行の先端になります。
こんな髪型をしていると首が痛くてたまんなかったでしょうね。
横に広がったドレスは通行の邪魔になりますよね。
流行を追うのって、大変です。
第2章 日々の生活ー家庭と仕事、女性の役割
18世紀末のフランス革命後、社会は変化し、仕事を持つ女性が現れてきました。
しかし、未だに女性は家庭にという伝統的価値観が大勢をしめていました。
女性を揶揄する風刺画に、この時代の女性の地位が現れています。
第3章 「パリジェンヌ」の確立ー憧れのスタイル
ナポレオン三世による第二帝政が終わると、パリの街の大改造が行われます。
人々はショッピングにいそしみ、パリの流行はアメリカまで伝わっていきます。
横に広がっていたスカートが後ろの膨らみになっています。
5つのパーツに分かれていると書いてあったのですが、4つまで予測できても、後の1つはわかりませんでした。
素朴なアメリカのかわいい女の子です。
帽子に雛菊がありますが、フランス語で雛菊は「マルグリット」というんですね。
第4章 芸術をとりまく環境ー製作者、モデル、ミューズ
19世紀後半、女性は未だ、美術教育機関であるアカデミーに入れませんでした。
女性は製作者、モデル、画家のミューズとして活躍していきます。
ベルト・モリゾの描いた白い花。彼女は母親と子供を描いていますが、花だけは珍しいです。
マネの≪街の歌い手≫。修復後の公開なので、色鮮やかになっています。
ピカソのミューズ、≪フェルナンド・オリヴィエ≫。
第5章 モダン・シーンー舞台、街角、スタジオ
1900年の万博前後からパリにミュージックホールやキャバレーが次々に開店します。
バナナスカートを着ているジョセフィン・ベーカー。
舞台で踊っている姿が見られます。
それほど人が多くないので、ゆったりできるのはいいのですが、内容的にはちょっと物足りない感じでした。
レストラン「ル・ジャルダン」でランチを食べることにしました。
思いだしたのですが、このレストランは結構待たされるのです。
満員というわけではないのでどうしてなのかわかりませんが、たぶん従業員が少ないのかもしれません。
前菜はホタテ。
メインはダイエット中のため真鯛のポワレにしました。
この後、紅茶か珈琲でデザートはつきません。
バスの便が少ないので、よく調べてから行くといいと思います。
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