福田和代 『堕天使たちの夜会』2018/07/27



スーパーに売っていた「跳び箱パン」(横にあるのは箱)。
流行っていたんですね、知らなかった・・・。
縦ではなく、横に切ってたべるそうです。
普通のパンよりも甘いパンです。
形がかわいいですね。



あることから、捜査一課から他の課へとたらい回しにされていた雲母晋は、今は交通警察に所属しています。
やる気はないけど、警察を辞めるに辞められない彼の夜な夜なの楽しみは、オンラインゲーム。
と言っても、ゲームをしているのではなく、4人のチーム仲間とオンラインチャットをしているのです。
雲母はポーンと名乗り、他の3人はそれぞれロボ、ヒメ、マクベス夫人という名を使用しています。
彼らは<堕天使たちの夜会>として、法で裁けない悪人を被害者遺族の依頼に基づいて成敗するという、必殺仕事人みたいな仕事をしているのです。

マクベス夫人がある依頼を受けます。
雲母は警察から情報を仕入れることを命じられ、同期で元同僚、雲母に恩がある関根を待ち伏せし、なんとか情報を仕入れようとします。
しかし、捜査一課の塩路警部が雲母の行動に不信感を抱きます。
<夜会>と警察、どちらが事件の真相に早く辿りつけるのか。

シリーズ物になりそうな話です。
最後に出てくる奴が蘇って色々と事件を起こしそうですもの。