朝井まかて 『ちゃんちゃら』 ― 2018/12/14

天涯孤独の身で、人のなさけはいらねえ、欲しい物は盗んでやるという浮浪児・ちゃらは、江戸の庭師、辰蔵に拾われ、庭師として仕込まれました。
しかし、順調だった辰蔵の仕事にかげりが・・・。
というのも嵯峨流正伝の家元という男が現れ、辰蔵の庭に難癖をつけ始めたのです。
それでもものともしない辰蔵でしたが、彼の作った庭にとんでもないことが起こります。
ほんわかとした庭づくりの物語かと思ったら、悪人が出てきて、ひと波乱があり、最後はハッピーエンド。
まかてさんの江戸の職人のお話は好きですわぁ。
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