ディーリア・オーエンズ 『ザリガニの鳴くところ』2020/05/20

お店に買いにいけないので、エシレのガレットとサブレをネットで注文しました。
みんな同じことを考えているらしく、4日間挑戦し続けてやっと手に入りました。


コロナ以前にお店に行っても午前中にはなくなっていて買えなかったのです。
自粛が解除になっても当分お店には行かないつもりなので、ゆっくり味わって食べることにします。

美味しいものと言うと、ホットケーキミックスで作るパウンドケーキでは、当たり前のことですが、卵とバター、砂糖をケチらない方が美味しいですね。
バナナパウンドケーキは『きのう何食べた?シロさんの簡単レシピ』のものが美味しかったです。
他のレシピではバナナ2本なのに、シロさんレシピは3本、バターも砂糖も他のよりも多く入れます。
中がふわりよりもちょっと固めが好きなので、このレシピだと私向きです。
昨夜作ったのが、ニンジンパウンドケーキ。これも美味しくできました。


黒砂糖を使っているので、ニンジンの色がでていませんが。
ミックスナッツを入れると書いてありましたが、クルミを入れてみました。
泡立て器がなかったのでヘラでかき混ぜましたが、大丈夫でした。

品薄と言われていたホットケーキミックスはそれほど待たなくても手に入ります。
マスコミが騒ぎすぎるのがよくないですね。
そうそうアルコール除菌シート、やっとドラッグストアで買えました。
一人一個でしたが、400円ぐらいで、ネットの1/2~1/3の値段です。
今頃規制をかけるのは何故なのでしょうね。
足りなくなるのがわかっていたのに何故マスクと一緒に規制をかけなかったのか、謎です。



ノース・カロライナ州の湿地で、櫓から落下したと思われる男、チェイス・アンドルーズの死体が見つかり、「湿地の少女」に疑いがかけられます。

「湿地の少女」とは、湿地の小屋に一人で住んでいるカイアという女性のことです。
父親が酒を飲んで暴力を振るうので、兄や姉、そして母までもがカイアを残し家を出て行ってしまいました。
それからは父親と暮らしていたのですが、6歳の時に父親が失踪。
その後、貝を採り、それを親切な燃料店の店主・ジャンピンに売って、なんとか暮らしていけるお金を稼いでいました。
しばらくしてテイトという少年と知り合い、彼が読み書きを教えてくれました。
彼女は頭脳明晰で、感性豊か、美的センスがありました。
テイトとカイアは心を通わせていましたが、テイトは大学進学のために町を出て行き、約束したのにカイアのもとに戻ってきませんでした。
彼は自然の中で育ったカイアが普通の生活を営めないと思ったのです。
みんなカイアを置いて去っていきます。
カイアは湿地の自然の中で孤独のままひっそりと暮らしていきます。
そんなある日、女好きのチェイスという青年が彼女に近づいてきます。
普通の女とは違う、イノセントなカイアに魅力を感じたからです。
彼はカイアに結婚を匂わせ、彼女を欺し、結局は他の女性と結婚してしまいます。
それを知ったカイアは彼に別れを告げますが・・・。

チェイスが死んだ時にカイアは町にいなかったというアリバイがあります。
しかし彼女がボートに乗って櫓の方へ行くのを見たという人物が現れ、カイアは逮捕され、裁判にかけられることになります。

1950~60年代のノース・カロライナ州はまだ黒人や貧しい白人に対する差別と偏見があった時代です。
そういう時代では誰もカイアのような子には目を向けないでしょうね。
兄や姉も生きていくのに大変で、幼い妹のことを思い至ることができなかったのでしょうね。
救いのない状態であってもカイアの生きようとする力とよい出会いが彼女に幸運をもたらします。

なんとも湿地の自然描写が美しい本です。
英語ではどう描かれているのかなと思いますが、英語では読まないでしょうね。
時間がかかるから(笑)。
弁護士ダニエル・ローリンズ』に続くおすすめの本です。
ミステリーではありますが、一人の女性の成長物語でもあります。


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