「ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン1 、エピソード1 第1話」を観る2021/07/28

前に観た「ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee」が洋裁のコンテストだったら、今度の「ブリティッシュ・ベイクオフ(The Great British Bake Off)」はお菓子作りのコンテストです。


「シーズン1」の審査員はこの二人(↑)、料理作家のメアリー・ベリーと一流ベイカーのポール・ハリウッドです。彼らの他に2人の司会者の女性がいます。彼女たちはコメディアンらしいです。
テーマはケーキやビスケット、パン、プディングで、最後はティーパーティで終わるそうです。それぞれイギリス各地の会場でチャレンジします。
参加者はベイカーと呼ばれ、第一回目は10人です。人種や年齢も、職業も警察官からバスの運転手、市場アナリスト、実業家など様々です。男性が4人もいたのは驚きです。
日本でこんなコンテストをやると、男性は1人いればいいような気がします。

第一週目のテーマは「ケーキ」です。
コッツウォルズのキンガム村で行われました。
2日間に渡って開かれ、1日目のオリジナルチャレンジ(Signature Challenge)は「オリジナル・ケーキ」。事前に用意したバイカーたち独自のレシピを使います。
どんなケーキが出てくるかと楽しみにしていたのですが…。
もしかすると日本の素人ベイカーの方がすごいかも。
イギリスのお菓子のレシピに出てくるケーキしかありませんでした。
キャロットケーキやハミングバードケーキ、ティーローフ、レモンドリズルケーキ、ブラウニーケーキ、ピスタチオケーキなどで、スポンジは硬そうです。入っている材料がベイカー独自のものですが、それほど目新しくないですね。
まあ、普段から作っているものでしょうから、仕方ないのかも。

次は「テクニカルチャレンジ(Technical Challenge)で、当日に指定されたレシピを使い、同じ材料で作ります。
今回作ったのは、「ヴィクトリア・サンドイッチ」。
私でもできる簡単なケーキですが、各工程に時間制限があります。材料の刻み方、混ぜ方や順番、焼く時間が伏せられており、ベイカーに任されているので差ができます。一見簡単に作れそうですが、奥が深そう。

2日目の「マスターピースチャレンジ(Showstopper Challenge)」は、ベイカーのレシピによる「チョコレート・セレブレイション・ケーキ」です。
使う材料や飾り付けは自由です。
どんな独創的なものができるのか、ワクワクして見ていましたが、う~ん。
こんなことを言ってはいけないかもしれませんが、小さな声で言います。
「日本のママさんの方がもっと素敵なケーキが作れるわよ」(小声でね、笑)。

最後に2人、脱落していきます。
今回は順当な人たちでした。

コンテストの合間にケーキの歴史が語られていて、参考になります。
新石器時代にもケーキがあった、宗教とケーキには密接な関係がある、清教徒たちがケーキを禁止しようとした、ヴィクトリア女王はウエディング・ケーキで王室の権威を見せつけた、彼女が今のウエディング・ケーキの基盤を作ったなど…。

内容的にたいしたことがないと思うかもしれませんが、私は番組の中に出てくる風景が気に入りました。
イギリスのマナーハウスや教会、コッツウォルズの町並などがとても美しいのです。これを見るだけで、いいわぁ、笑。

お菓子作りに自信のない人はこの番組を見ると、自信が持てますよ。
こんなもんでも出られるんだってね(失礼しました)。
これからどういう戦いになるのか、続けて見てみましょうかね。

そうそう、セレブ版の「ブリティッシュ・ベイクオフ」を見つけました。
がん患者を支援する慈善団体の資金集めのために制作されたそうで、ジェームズ・マカヴォイがお菓子を作れるなんて、びっくりですね。
動画を見ると、ちょっと雑ですけど、美味しいんだそうです。


今週のおやつ。パイナップルケーキです。


かわいい箱の中に4つ入っています。

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