森晶麿 『黒猫と語らう四人のイリュージョニスト』 ― 2023/06/09

黒猫はメディァでも注目されるようになり、論文は国際的な評価もうなぎ上りで、研究者として上り詰めるところまで上り詰めていた。
そんな黒猫がひと月前に大学へ長期休暇を申請した後、連絡が取れない状態になっていた。
付き人は学部長の唐草教授に頼まれ、黒猫の行方を探ることになる。
失踪直前に黒猫の研究室を訪れた人は四人。元歌手の赤城藍歌と俳優の平埜玲、現代画家の網野美亜、そして写真家の魚住ゆう。
付き人は彼らと連絡を取るが、誰も彼女に会おうとはしない。
いったい黒猫はなんのために彼らと会っていたのか。
その頃、付き人は人生の岐路に立っていた。
そんな彼女を黒猫が呼び出した場所は…。
黒猫シリーズも終わってしまったようです。
終わり方は予想とは違いました。まあ黒猫がひとところに落ち着くとは思っていませんでしたけど、でもこんな終わり方でいいのかしら?
最後は付き人の女のずるさが出ていましたね。
美学とは何か。
最後まで私にはわかりませんでした(恥)。
<今日のわんこ>
兄はハンカチではなくて、弟と同じようにおもちゃで遊ぶようになりました。

弟は持って来いをするのですが、兄は面倒で、取ってみろなんです。
そのためママは兄を追いかけ回し、腰をかがめるので大変です。
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