エレン・ポール 『ジュリエットと気まぐれ詩人』2006/03/03



『ジュリエットと気まぐれ詩人』という、やめてくれといいたくなるような題名の本です。
原題は"Slightly Abridged(ちょっと省略)"だそうで。
人気ロマンス作家のジュリエットシリーズ2作目。

文通していた愛読者の84歳のおばあさんのエイダが、ある英国貴族にまつわる手書き原稿を手に入れたから、見て欲しいと言ってきます。
ニューヨークに招いたところ、とんだおばあさんで、ジュリエットは振り回されてばかり。
そのエイダがなんと死体となって見つかってしまいます。
犯人を見付けるために、ジュリエットは独自の調査を始めるのでした。

軽く読めるミステリーです。