「分裂にっぽん」2006/03/23

朝日新聞の一面の記事『分裂にっぽん』をおもしろく読みました。
だんだんと二極化が進んできていて、生活に余裕がないため子供の教育に関心を持てない親と、経済的に余裕があるから塾代も出せ、私立の中高一貫校に子供を通わせられる親との差が広がっているようです。
昔みたいに塾にいかなくても、一流大学に入れるというのは幻想でしかないのでしょうか?
私立の一貫校に通いながら、塾に行くと6年間で少なくとも塾代だけで400万円ぐらいかかるといいます。
一体どれだけの親がこれだけの教育費を出せるのでしょうか。
子供が二人いると800万ですよ。
今日の一面には都道府県立高校の授業料免除や減免が全国で11人に1人という記事が載っていました。
教育もお金次第になっているのですね。
金のないものは夢が見られず、夢はせいぜいフリーター。
いくらニート対策を、キャリア教育をといってもこの現状がある限り、ちゃんと働く若者は増えないのではないでしょうか。