「宮」観終わりました♡2008/08/13

同僚から借りたDVD8枚、見終わりました。
韓国ドラマといえば、主人公は貧しい女の子で、相手役は家柄のいい男の子。
二人の出会い→事件→誤解による喧嘩→和解(を繰り返しているうちに)→恋に落ちる→家族の反対→事件→喧嘩→和解(何回か繰り返す)→ハッピーエンド
簡単に言っちゃうと、こういう公式に当てはまります。
でも、面白いんです。
「宮」は主人公のユン・ウネのかわいらしさでもっているようなもんです。
そんなに美形ではありませんが、喜怒哀楽の表情が本当にかわいいのです。
よくよく見ると、スタイルがいいんです。
コマーシャルでセクシー路線をやったらしいですが、止めて、「宮」や「コーヒープリンス1号店」のようなコメディ路線に戻って欲しいです。

「宮」の内容は、書くとグチャグチャな人間関係なのですが、でもそんなに嫌な感じではないのです。
やっぱりユン・ウネちゃんの笑顔と涙顔がいいんです。
皇太子妃になってからも心穏やかな日がないチェギョンです。
そういうのも、元彼女のヒョリンが気になってしょうがないのです。
ヒョリンはバレリーナを夢見る女の子ですが、お金持ちのお嬢さんだと嘘をついてました。
本当は母子家庭で、お金持ちの家の使用人だったのです。(でも、いい服着ているのは何故?)
皇太子シンのプロポーズを断ったくせに、チェギョンが皇太子妃になったのを見たら、失ったものを取り返したくなってしまうのです。
ちょっと嫌な女です。
シンはヒョリンに対する未練はあるのですが、屈託のない明るいチェギョンと暮らすうちに、彼女のことが好きになってしまいます。
でもはっきりと言わないので(皇太子は感情を表さないように躾けられているのね)、チェギョンはシンに嫌われていると思い続けます。

そんな時に、皇帝の兄の家族、ソ・ファヨンとイ・ユルがイギリスから帰ってきます。
兄は若くで亡くなったため、彼らは皇室から追い出されたのでした。
ユルはチェギョンのクラスに転校してきました。
シンが冷たいため、悩むチェギョンを慰めているうちに、ユルはチェギョンを愛してしまいます。
父親が死ななければ、自分がチェギョンと結婚していたのに・・・。
いつしかユルは、母親の意志を受け入れ、奪われた皇太子の位をシンから奪おうと考え始めます。
途中から優しいユル君の性格が変わってしまい、残念ですが、最後は・・・。

ユルの母親、ソ・ファヨンは皇帝と愛し合いながらも、その兄と結婚しました。
夫の死後、皇室から追い出されたことを根に持ち、自分の子どものユルを皇太子にしようとし、いろいろと汚いことをやります。
その一つが、新聞社の知り合いに頼み、ヒョリンとシンの写真を新聞に載せるというものです。
スキャンダルで皇室の評判を落とそうとするのです。
ホント、やり方が汚い女性です。
これでもかと、スキャンダルが皇室を襲い、果てはチェギョンの廃妃やシンの廃位の話まで出てきます。
最後の方は、ウネちゃんの泣き顔ばかり。せつないですね。

全然、「冬のソナタ」とは違います(と思う。なにせ見てないもので・・・)。
あらすじを読むと、え~と思うかもしれませんが、主人公達が19歳の芸術高校生ですから、若者向けの楽しいドラマです。
夏休みで暇な時に、いい暇つぶしになりますよ。
音楽もいいです。CD買おうかと、ちょっと思っています。