ベルリン国立バレエ団 「チャイコフスキー 生と死のミステリー」 ― 2011/01/21
1月20日(木) 18時半開演
台本・振付・演出:ボリス・エイフマン
チャイコフスキー:ウラジーミル・マラーホフ
分身/ドロッセルマイヤー:ヴィスラウ・デュデク
フォン・メック夫人:ベアトリス・クノップ
チャイコフスキーの妻:ナディア・サイダコワ
王子(若者/ジョーカー):ディヌ・タマズラカル
少女:ヤーナ・サレンコ
台本・振付・演出:ボリス・エイフマン
チャイコフスキー:ウラジーミル・マラーホフ
分身/ドロッセルマイヤー:ヴィスラウ・デュデク
フォン・メック夫人:ベアトリス・クノップ
チャイコフスキーの妻:ナディア・サイダコワ
王子(若者/ジョーカー):ディヌ・タマズラカル
少女:ヤーナ・サレンコ

チャイコフスキーの生涯については全く知りませんでした。
調べてみると、鉱山技師の家に生まれ、幼い頃から音楽的才能はあったようですが、繊細な傷つきやすい子だったようです。
14歳で母がコレラに罹り亡くなり、この母との突然の別れが彼に衝撃を与えました。
10歳でエリート校の法律学校に入学し、19歳で法務省に勤務します。
22歳の時に音楽学校に入学し、法務省を辞めます。
オペラ歌手との婚約破棄後、別の女性と結婚してもうまくいかず、自殺まで図ったりと、愛情面では不幸だったようです。
結婚した妻とは一緒にくらしませんでしたが、死ぬまで籍が抜けず、生涯仕送りを続けたそうです。
彼女は精神的に異常をきたし、復縁を迫ってきたりして、チャイコフスキーを悩まし、その上三人も私生児を生んでいるとか。
チャイコフスキーには同性愛者だという噂もあります。
ファン・メック夫人はチャイコフスキーの曲を気に入り、財政的援助を14年間に渡り行ったようですが、不思議なことに、この2人、一度も会っていないのです。援助を止める時も急にだったようで、ファン・メック夫人ってどういう人なのでしょうか?
チャイコフスキーの死はコレラだとか、自殺を強要されたとかいろいろと言われているようです。近年では自殺ではないことがわかったそうです。
さて、この彼の一生をどうバレエにしたのか。
エイフマンはチャイコフスキーの内面を描くために、彼の分身を用意しました。
調べてみると、鉱山技師の家に生まれ、幼い頃から音楽的才能はあったようですが、繊細な傷つきやすい子だったようです。
14歳で母がコレラに罹り亡くなり、この母との突然の別れが彼に衝撃を与えました。
10歳でエリート校の法律学校に入学し、19歳で法務省に勤務します。
22歳の時に音楽学校に入学し、法務省を辞めます。
オペラ歌手との婚約破棄後、別の女性と結婚してもうまくいかず、自殺まで図ったりと、愛情面では不幸だったようです。
結婚した妻とは一緒にくらしませんでしたが、死ぬまで籍が抜けず、生涯仕送りを続けたそうです。
彼女は精神的に異常をきたし、復縁を迫ってきたりして、チャイコフスキーを悩まし、その上三人も私生児を生んでいるとか。
チャイコフスキーには同性愛者だという噂もあります。
ファン・メック夫人はチャイコフスキーの曲を気に入り、財政的援助を14年間に渡り行ったようですが、不思議なことに、この2人、一度も会っていないのです。援助を止める時も急にだったようで、ファン・メック夫人ってどういう人なのでしょうか?
チャイコフスキーの死はコレラだとか、自殺を強要されたとかいろいろと言われているようです。近年では自殺ではないことがわかったそうです。
さて、この彼の一生をどうバレエにしたのか。
エイフマンはチャイコフスキーの内面を描くために、彼の分身を用意しました。

エイフマンの振付は「アンナ・カレーニナ」を見ていたのですが、「アンナ」ほど緊迫感が感じられず、マラーホフのチャイコフスキーに感情移入できずに終わってしまいました。
しかし、今までマラーホフのことが魅力的には思えなかったのですが、やっと表現者としての彼のすごさを垣間見られたという感じです。
デュデクはお髭がなく、ちょっと残念。マラーホフに負けない踊りをしていましたが、ちょっと体が硬いのかしら?
女性たちの中ではポリーナよりもクノップが私好みの美女なのですが、妻役のサイダコワもいいですね。最後に坊主だったのは、彼女よね・・・?
舞台としては、白鳥たちが踊っているところが幻想的でしたし(ちょっとそろってなかったかも)、男性たちの踊りが迫力ありました。
音楽が私には聞いたことのない曲ばかりでした(と思うけれど・・・)。一度チャイコフスキーをしっかり聞いてみなければ・・・。
今回のバレエ鑑賞は体調不良および隣の女性のnioiが・・・で集中できずに終わってしまったので、次回は万全の用意をしたいと思います。といっても、今チィケットを持っているのが三月のです。暖かくなると、体調もよくなるでしょう。
パレエ団としてはシュツットガルトの方がやっぱり好きですが、ベルリンにこれからも注目しようと思います。
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