読んだ本2021/06/14

本が溜まっているので、一遍に紹介します。
すべて文庫本やkindleで買えます。


山本幸久 『芸者でGO!』
知っていますか。東京、八王子に芸者がいるのです。
置屋「夢民」に在籍する年齢も境遇も違う芸者たち五人のお話です。

一人目。大学入試に失敗し、彼に別れを告げられ、ショックを受け、何故か芸者になった弐々こと杉浦晴子。その彼がお座敷に現れ…。
二人目。元キャバ嬢、男は肉体よと、細マッチョ好きの未以こと沢村紗英。自分より10歳年下の大学生に入れあげていましたが…。
三人目。高校時代はバンドのボーカル、卒業後看護師、今は芸者で一人息子・長治がいる茂蘭こと細井千香。イケメン息子は高校で卓球部に入りました。そろそろ彼女がいるのかな。
四人目。元女子プロレスラーという珍しい経歴の兔笛こと望月勇希。今度八王子まつりで木遣師をやりますが、なかなか上手く声を出せません。教えてくれる男性がちょっと強面で…。
五人目。芸者になって十年、一人暮らしの寿奈富こと田中喜久代。実は彼女、みんなに言っていない秘密がありました。

こんな酸いも甘いも噛み分けた五人の芸者たちが恋に仕事に励みます。
『ある日、アヒルバス』のデコさんも登場していますよ。
お勧めの一冊です。

原田ひ香 『ミチルさん今日も上機嫌』
ミチルさんはバツイチの45歳。
中二からずっと振られたことがなかったのに、三ヶ月前に彼氏に振られました。
ショックで無断欠勤したら、仕事を首になりました。
前の会社で美魔女とか言われていたけど、結局は若作りの女ってことよね。
昔はホテルの最上階のラウンジで時給二千円のバイトもやっていました。
散々色々いい思いもしてきました。
でも今はスーパーのレジのパートさえも断られました。
そして目にしたのが、ポスティング・スタック募集のチラシです。
家でぼんやりしているよりもましだわ、と思い面接へ。
ここから人生変ります。

ミチルさんみたいな気持ちの持ち方っていいと思います。
彼女のように生きられたら幸せだわ。
でも、心の中でそんなに上手くいくわけがないという自分もいます。
とにかく清く正しく明るく、前を向いて生きていきましょうと思えるお話でした。

青木祐子 『派遣社員あすみの家計簿』
この主人公、全く同情できません。
結婚したら家庭に入ってという男に騙され、会社を辞めてしまい、残ったのが高額なカードの支払いだなんて、なんてバカな女なの。普通は途中で気づくでしょう。
こんなのが今の若い女性のリアルなのでしょうか?
私も若い頃はお金がなくて、いつもギリギリでやっていましたけど。
一端贅沢を覚えてしまうと、生活水準を落とすのは難しいということは肝に銘じておきましょうね、笑。

坂井希久子 『ハーレーじじいの背中』
真理奈は高校三年生。医者になりたいと母に言うと、お金を作るために稼業の銭湯と住居の土地を売り払ってしまいました。
今はその跡に建ったタワーマンションの最上階に住んでいます。
銭湯の仕事がなくなったため、母方の祖母の清ばあのボケは進み、父は仕事もせずに家でゴロゴロ。
マンションに移るのを機に呼び寄せた父の両親の茂じいと房ばあとの生活には、まだ慣れていません。
母だけがデパ地下の和菓子販売のパートで働いています。
家にいると息苦しくてたまりません。
それなのに、面倒なことがもう一つ起こります。
親友の浩香が好きな辰彦が真理奈に気があるみたいで、それを察した浩香は真理奈に辰彦のこと、どう思うと聞いてきます。
もう友だちも学校も家族もどうでもいい。
そう思った真理奈は、ハーレーに乗った祖父の晴じいの「おまえも来るか?」に答えて後部座席に乗ってしまいました。
学校から二人で逃避行!?
行った先には意外なことが待っていました。

YAにお勧めの本です。

中山七里 『TAS 特別師弟捜査員』
中山さんには珍しい学園ものです。
もしやTASって「Teachers and Students」のこと?

慎也は学園のアイドル的存在で演劇部部長の雨宮楓から「放課後ヒマだったりする?」と声をかけられました。
彼女とはまともに話したこともないのに、何の用かと戸惑う慎也。
しかしその後、楓は校舎の3階から転落死してしまいます。
彼女は自殺したのか?
警察の聞き取り調査が始まり、慎也も呼ばれますが、そこにいたのは母方の従兄弟の公彦でした。
慎也は公彦から楓と関わりのあった校内の人間を探ってくれないかと頼れ、慎也は演劇部に入部することにします。
そして驚いたことに、公彦は教育実習生として学園に潜入してきたのです。
さて、二人は真相解明できるでしょうか。

中山さんですから、ストレスなくスイスイと読めてしまいます。
ドンデン返しとまではいきませんでしたが。

どの本も軽く読める本ですので、気が向いたら読んでみてください。


ベッドで二度寝した後に抱こうと思い「おいで」と言うと、嫌な時にこういう風に両足を私の膝にのせてきます。


「嫌です。ママ、もう少しまったりしましょうよ」と言っているみたいです。


弟は大人しくしていられないので、一緒に寝たことはありません。
一昨日びっくりしました。
私がパソコン部屋からリビングに行ったら、弟がいたのです。
どうも犬部屋から抜け出したようです。
調べてみると、私が物を動かしたため空いた隙間を見つけて抜け出したようです。
兄が出ていくのを羨ましく思っていたのでしょうか?

犬って思った以上に利口ですね。