三浦しをん 『あの家に暮らす四人の女』 ― 2016/06/28

兄の今回のトリミングは足が丸くカットされていて、かわいらしい。
弟は粗相が多いので、とにかくお腹とお尻は短くとお願いしています。

男の子っぽくなったかな?
昨日は風邪で具合の悪さがマックスだったので、全く犬たちにはかまえませんでした。
そのためか弟は吠え、〇んちを朝だけでも3~4回もしています。
どこからひねりだすのか?
かまってちゃんにも困ったもんです。

古い洋館に住んでいる母とアラフォーで刺繍作家の娘の佐知。
そこに人違いで知り合い、仲良くなった同じ年の雪乃が住み始め、ストーカーに付きまとわれている雪乃の後輩の多恵美もやってきて、いつしか女ばかり四人がそろいました。
特にこれといった事件は起こらず、淡々と日常生活をこなす女四人。
互いにつかず離れずの関係っていいですね。
人生ってこんなもんなんです。
何もないことが幸せ。
途中に唐突に、カラスや幽霊が出てくるのにはびっくりしました。
が、新しい恋の始まりを感じさせる終わりは嫌いではないです。
谷崎の『細雪』の現代版ということですが、いかがなもんですかね。
最近のコメント