「ゴッホ展」@国立新美術館 ― 2010/11/12
ゴッホ展に行ってきました。
といいたいのですが、チラッとゴッホの絵を遠巻きに見て帰ってきたと言った方がいいですねぇ。
乃木坂駅を降りたところから、いつもより人が多いような、嫌~な感じがしました。
切符売り場には長い列が・・・。
入るのに並びはしませんでしたが、入ると絵に群がる沢山の人々がいました。
こりゃあ、いけません。
「日本美術応援団」団員、赤瀬川原平さんが、どこかの本で美術展を見るときは流して見ると言っていましたが、そんな感じになってしまいました。
こんなに絵が好きな人がいるのだろうか?
といつも感じる疑問を持ちつつ、会場を通り過ぎていく私でした、笑。
売店もすごい人です。
美術展限定品を買う人が多いと話している人がいましたが、私は買う気力も起こらず、通り過ぎました。
カフェに行っても、テーブルは空いていません。
ゴッホ展に行きそびれた人、もう行かない方がいいでしょう。
人ごみが気にならないのなら、別に行ってもいいですが・・・。
流し見で印象に残った絵の一部を紹介しますね。
まず、ゴッホの自画像で出迎えられます。
といいたいのですが、チラッとゴッホの絵を遠巻きに見て帰ってきたと言った方がいいですねぇ。
乃木坂駅を降りたところから、いつもより人が多いような、嫌~な感じがしました。
切符売り場には長い列が・・・。
入るのに並びはしませんでしたが、入ると絵に群がる沢山の人々がいました。
こりゃあ、いけません。
「日本美術応援団」団員、赤瀬川原平さんが、どこかの本で美術展を見るときは流して見ると言っていましたが、そんな感じになってしまいました。
こんなに絵が好きな人がいるのだろうか?
といつも感じる疑問を持ちつつ、会場を通り過ぎていく私でした、笑。
売店もすごい人です。
美術展限定品を買う人が多いと話している人がいましたが、私は買う気力も起こらず、通り過ぎました。
カフェに行っても、テーブルは空いていません。
ゴッホ展に行きそびれた人、もう行かない方がいいでしょう。
人ごみが気にならないのなら、別に行ってもいいですが・・・。
流し見で印象に残った絵の一部を紹介しますね。
まず、ゴッホの自画像で出迎えられます。

描きかけのようですが、いい絵です。後で油絵の自画像(↓)もありましたが、こちら(↑)の方が好きです。

オランダ、アムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館からの貸し出しが多いかと思っていたのですが、目にとまる絵はクレラー=ミュラー美術館からのでした。
ファン・ゴッホ美術館に行ったことのある私にはありがたかったです。
ファン・ゴッホ美術館では、私はゴッホの描く、生き生きとした花に引き付けられました。
今回の美術展では彼の描く自然と風景画に引き付けられました。
モネやシスレーなどと一緒に飾られていた「ヒバリの飛び立つ麦畑」などはキラキラとした光が美しく、まるで印象派です。
1886年2月にパリに移住した時の絵です。
ファン・ゴッホ美術館では、私はゴッホの描く、生き生きとした花に引き付けられました。
今回の美術展では彼の描く自然と風景画に引き付けられました。
モネやシスレーなどと一緒に飾られていた「ヒバリの飛び立つ麦畑」などはキラキラとした光が美しく、まるで印象派です。
1886年2月にパリに移住した時の絵です。

1887年 「ヒバリの飛び立つ麦畑」
この頃、ゴッホはパリにいて、健康的な絵を描いていたのですね。
1888年2月にアルルへゴッホは移ります。
10月から12月の9週間、ゴーギャンと過ごしました。
「ゴーギャンの椅子」という絵がありました。ゴーギャンがゴッホの元を去った後に描かれたようです。
一体ゴッホはどういう気持ちで、この絵を描いたのでしょうか。
彼の気持ちを考えるとせつなくなってきます。(だから私はゴーギャンが好きになれないのですが)
まあ、ゴッホと一緒に暮らしていける人はめったにいないのでしょうが・・・。
この頃、ゴッホはパリにいて、健康的な絵を描いていたのですね。
1888年2月にアルルへゴッホは移ります。
10月から12月の9週間、ゴーギャンと過ごしました。
「ゴーギャンの椅子」という絵がありました。ゴーギャンがゴッホの元を去った後に描かれたようです。
一体ゴッホはどういう気持ちで、この絵を描いたのでしょうか。
彼の気持ちを考えるとせつなくなってきます。(だから私はゴーギャンが好きになれないのですが)
まあ、ゴッホと一緒に暮らしていける人はめったにいないのでしょうが・・・。

1888年 「ゴーギャンの椅子」
1889年から1890年にかけてサン=レミ療養院で過ごしたゴッホの描く風景画は、静謐な美しさに満ちています。生の謳歌を感じます。

1889年 「サン=レミの療養院の庭」
気になったのが、額。
他の画家の額のように金ぴかだったり、装飾的ではないのです。
シンプルなすっきりしたデザインの木の額でした。
クレラー=ミュラー美術館がゴッホのために作った額なのでしょうか。
もっと人が少なかったらよかったのにと思わずにはいられません。
やっぱりゴッホはオランダで見るべきなのかもしれませんね。
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