北森 鴻 『狐闇』 ― 2010/11/30

旗師(画廊をもたない美術商)宇佐美陶子が出てくるシリーズ第二弾。
といっても、彼女の話がシリーズ化しているのかどうかしりませんが。
調べてみると、この他に『緋友禅』と『瑠璃の契り』という短編集があるようです。
随時読んでみようと思います。
さて、今回の陶子はどうしようもない立場に追い込まれます。
ある骨董市で青銅鏡二面を競り落としたのですが、家に帰って見てみると、一面が違うものに入れ替わっていました。
その鏡の魔力に惹かれた陶子はいけないことだと知りながら、その青銅鏡を手元に置いておきます。
ある日、古代技術研究家と名乗る男が現れ、陶子が買った青銅鏡を見せて欲しいと言います。
彼は滝隆一郎といい、この青銅鏡は加納夏雄が明治期に作った魔鏡だと断言します。
別の男たちも陶子に近づいてきました。
彼らは青銅鏡は弓削家から盗まれたものであるので、返してほしいと言うのです。
仕方なく青銅鏡を返す陶子でした。
その後、弓削家当主という少女、妃神子が挨拶をしたいということで、会いに行きますが、その帰りに陶子は罠に掛かります。
飲酒運転で事故を起こした上に、車のトランクの中に絵画の贋作を入れていたというのです。
運転免許書と旗師の資格も奪われ、陶子は絶体絶命の危機に直面します。
ここから、陶子の力が発揮されます。
陶子は汚名を晴らすために、一人で行動を起こすのです。
そんな彼女に救いの手が・・・。
このシリーズ、日本史とか民俗学が好きな人にはおもしろいでしょうね。
天皇陵盗掘とか明治政府の闇とか・・・なんとかかんとか。
私は歴史はちと苦手です。
どちらかというと骨董市の方に興味があります。
どう考えても目利きにはなれませんが、一度競りをやってみたいです。
でも、狸が多い美術商の世界には入りたくないですわ。
といっても、彼女の話がシリーズ化しているのかどうかしりませんが。
調べてみると、この他に『緋友禅』と『瑠璃の契り』という短編集があるようです。
随時読んでみようと思います。
さて、今回の陶子はどうしようもない立場に追い込まれます。
ある骨董市で青銅鏡二面を競り落としたのですが、家に帰って見てみると、一面が違うものに入れ替わっていました。
その鏡の魔力に惹かれた陶子はいけないことだと知りながら、その青銅鏡を手元に置いておきます。
ある日、古代技術研究家と名乗る男が現れ、陶子が買った青銅鏡を見せて欲しいと言います。
彼は滝隆一郎といい、この青銅鏡は加納夏雄が明治期に作った魔鏡だと断言します。
別の男たちも陶子に近づいてきました。
彼らは青銅鏡は弓削家から盗まれたものであるので、返してほしいと言うのです。
仕方なく青銅鏡を返す陶子でした。
その後、弓削家当主という少女、妃神子が挨拶をしたいということで、会いに行きますが、その帰りに陶子は罠に掛かります。
飲酒運転で事故を起こした上に、車のトランクの中に絵画の贋作を入れていたというのです。
運転免許書と旗師の資格も奪われ、陶子は絶体絶命の危機に直面します。
ここから、陶子の力が発揮されます。
陶子は汚名を晴らすために、一人で行動を起こすのです。
そんな彼女に救いの手が・・・。
このシリーズ、日本史とか民俗学が好きな人にはおもしろいでしょうね。
天皇陵盗掘とか明治政府の闇とか・・・なんとかかんとか。
私は歴史はちと苦手です。
どちらかというと骨董市の方に興味があります。
どう考えても目利きにはなれませんが、一度競りをやってみたいです。
でも、狸が多い美術商の世界には入りたくないですわ。
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