読んだ本&漫画 ― 2020/02/11

紙吹みつ葉 『おいしい給食』
数学教師の甘利田幸男は、毎日、給食を楽しみにしている。
というのも母親が料理下手だから、唯一美味しいものが食べられるのが給食なのだ。(自分で作れよと言いたいですわww)
給食が彼の関心のすべてと言っていいほどだ。
彼の担任する一年一組に神野という生徒がいる。
彼も甘利田と同じように給食を生きがいにしていた。
彼のすごいところは斬新な方法で給食を食べるというところだ。
甘利田は神野をライバル視しているが、いつも彼の食べ方をみるたびに負けたと思う。
こんな二人の勝負も終わりが近づいてきた。
というのも・・・。
昔も今も人気ナンバーワンはカレーとかフルーツポンチかしら?
揚げパンも美味しいですよね。
今の給食は私の頃より、ずっと美味しいんだろうなぁ。
似鳥航一 『お待ちしてます下町和菓子栗丸堂 5』
浅草にある和菓子屋「栗丸堂」の店主、栗田はお茶会用に「若鮎」を作ることになる。
そんな折、昔、葵の父親の店で働いていた富樫が現れ、栗田の「若鮎」にダメだしする。
彼のダメだしのおかげでいい「若鮎」ができたが、何故、今頃、富樫が葵の前にあらわれたのかがわからないが、栗田は富樫と対決することになる。
このシリーズの最終巻です。
あっさりしたハッピーエンドです。
和菓子について少しは知識が増えたかしら?
山邑圭 『刑事に向かない女 違反捜査』
警察行政職員の試験を受けるはずだったのに、間違って警察官試験を受けてしまい、警察官になった椎名真帆は、マンションで片耳を切られて殺されていた女性の事件で、大森湾岸署の村田と組まされることになる。
村田は先輩である椎名を無視し、単独行動をとる。
村田の行動に怒りを覚える椎名。
しかし、別々の方法で事件を追っていても、なぜか椎名も村田も同じように事件の真相に迫っているのだった。
最後の盛り上がりに欠けました。
椎名は来年、行政職員になるつもりですが、うまくいくのかしら。
結構刑事に向いているような気がしますが(笑)。
《まんが》
柴門ふみ 『恋する母たち 1~5』
ある名門中学に息子が通っている三人の既婚女性のそれぞれの恋模様。
久しぶりの柴門さんです。
世のアラフォはこんな方々が普通なのでしょうか?
星野ルネ『アフリカ少年が日本で育った結果』
『アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編』
『アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編』
カメルーンで出会った日本人男性とカメルーン人女性が結婚。
カメルーン女性には息子が一人いて、その子が日本に4歳でやってきて、関西で育つ。
彼が経験し、感じた日本やカメルーンのことが面白いです。
彼のようにポジティブに育つといいですね。
東元俊哉『テセウスの船 1~10』
田村心の父は28年前、21人を毒殺したとして逮捕されていた。
妻が出産後亡くなってしまい、妻の遺品を見ていた心は、妻が28年前の事件を調べていたことを知り、事件を自分でも調べなおしてみようと思い立つ。
事件現場である北海道の音臼村を訪れると、突如濃霧に包まれ、気がつくと28年前の1989年にタイムスリップしていた。
そこで心は警察官をしていた父・佐野文吾と出会い、彼の家に世話になることになる。
心は未来を変えようと奮闘するが・・・。
犯人が分かった時にびっくりしました。
どこに出てきたのかを忘れていたからです。
それにしても心は犯人捜しには全く向かないですねww。
テレビドラマは見てませんが、漫画とは違っているのでしょうね。
タイムスリップした話ではドラマもよかった『仁』の方が面白いかも。
<今日のわんこ>

去勢してからお腹がすくのか、ものすごい勢いで餌を食べる弟犬です。
今日は兄の残り物を手でやると、すべて食べました。
兄は残り物は絶対に食べません。
兄と弟の気質の違いかもしれませんね。
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