J.D.ロブ 『母になる冬の死』2011/02/26



妊娠しているイヴの友達、メイヴィスもそろそろ産み月が近づいています。
友達の願いをききいれ、ロークと一緒に出産援助クラスみたいなものに出席しているイヴは正気を保つために努力しています。
彼女にとっては出産する妊婦よりも死体の方が安心できるんです。
出産クラスに出る他に、メイヴィスのためのベイビーシャワーまでやらなくてはならないし・・・頭痛がするイヴです。

そこへ殺しの電話が。
ナタリー・コパフィールドという会計士とその婚約者がそれぞれ、アパートで殺されていました。
捜査に乗り出すイヴでした。

メイヴィスのベイビーシャワーの日、メイヴィスの友達の妊婦ダンディが現れませんでした。家に行ってもいないし、産気づいたのかと病院をあたってもいません。彼女は行方不明になってしまったのです。
メイヴィスはタンディのことが心配で心配でしかたなく、イヴはメイヴィスの願いを聞き入れ、殺人事件と同時にタンディの捜索までしなければならなくなります。

お馴染みの面々が活躍します。

最後にはお楽しみが。
メイヴィスの赤ちゃんが、やっと産れるのです。
長かったですねぇ。
これでこれからこのシリーズで赤ちゃんの誘拐とかがあっても不思議ではないですね。(私は何を期待しているのかしら・・・)