新津きよみ 『帰郷 三世代警察医物語』2015/10/24



長野県出身で東京の大学病院の内科医をしている望月美並は久しぶりに長野の実家に帰ることにしました。
特急列車の中で心臓発作を起こした男性がいたので美並は医師であると名乗りでて処置をほどこしました。
その男性は発作もおさまり元気になったのですが、次の日、遺体で見つかりした。
彼の処置をしている時に、不審なことがあり、美並はそれが気にかかっていました。
美並の実家では祖父が開業医をしており、元警察医だったこともあり、美並は男性の死の真相に深くかかわることになります。

長野といえば山、自然豊かな所というイメージですよね。
その長野を舞台に、若き女医さんが警察医となり事件の真相を突き止めるという内容です。
この本では今のまま東京の大学病院に勤め続けようか、それとも祖父の後を継ごうかという美並の迷いが書かれています。

実は三世代警察医とありますが、違うんです。
美並の父親は祖父への反発か医師にはなっていないのです。
隔世二代(こんな言い方あったかしら?)警察医と言った方がいいですね。
おもしろかったので、シリーズの次の作品も読んでみようと思います。



相変わらず首が落ちてます。


首が太いのはこうやって鍛えていたからなんですね(笑)。

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