大倉崇裕 『小鳥を愛した容疑者』2015/05/25



警官を助けようとして自分が銃弾を受けてしまった警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三は、退院後、リハビリをかねて総務部総務課に配属されました。
自分はもはや捜査一課には戻れず、このまま総務課で終わるのかと悩む須藤。
そんな須藤のところに嫌がらせのように持ち込まれるのが、容疑者のペットの保護でした。
もちろん独身でペットも飼ったことのない彼一人ではできませんから、動植物のプロの新米巡査・薄圭子が彼とコンビを組むことになります。
人間よりも動物を愛する(?)薄は現場に残されたペットから事件を解いていくという人で、須藤も脱帽。

警察とペットってそぐわない感じですが、着眼点がいいですね。
出てくる動物は十姉妹、亀、フクロウ、ヘビです。
これらの動物にはどういう習性があり、どういう風に事件と関係するのか。
次作も出版されているようなので、楽しみです。

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